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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

日本テレビホールディングス

Nippon Television Holdings, Inc.9404 · Prime · 情報・通信業

日本テレビ放送網を中核に、テレビ・ラジオ放送とコンテンツ制作・配信、スポーツクラブ運営、不動産賃貸等を展開する認定放送持株会社。

概要

日本テレビホールディングスは、日本テレビ放送網を中核とする認定放送持株会社である。2026年3月期の連結売上高は4,844億円、営業利益693億円。コンテンツ・メディア事業、ウェルネス事業、不動産関連事業の3セグメントで構成され、グループ全体で約5,900人の従業員を抱える。関東広域圏を放送対象とする地上波キー局として、コア視聴率で14年連続三冠王を達成している。

コンテンツ・メディア事業が売上の8割超を占める構造

コンテンツ・メディア事業は、日本テレビ放送網による地上波放送、BS日テレによるBS放送、CS日本によるCS放送、および番組制作・配信・ライセンス事業で構成される。2026年3月期の同事業売上高は4,526億円で全社売上の93%を占める。うち広告事業が2,595億円、コンテンツビジネスが1,402億円、物販事業が340億円、イベント・テーマパーク事業が187億円である。グループ会社77社がこのセグメントに属し、アニメ制作のタツノコプロやスタジオジブリ、動画配信のHulu運営会社なども含む。

ウェルネス事業と不動産事業で多角化を進める

ウェルネス事業は、スポーツクラブ「ティップネス」の運営を中心に、健康増進・フィットネス関連サービスを提供する。2026年3月期の売上高は272億円で全社の5.6%を占める。コロナ禍で減少した会員数の回復に時間を要しており、事業環境は厳しい。不動産関連事業は、本社ビル「日テレタワー」の賃貸やプロパティマネジメント、太陽光発電等を行い、売上高は45億円と小規模ながら安定収益を生む。両セグメント合わせて約10社のグループ会社が存在する。

グループ再編と持株会社体制への移行

2012年10月、日本テレビは認定放送持株会社体制に移行し、現社名「日本テレビホールディングス」となった。同時に、地上基幹放送局の免許を新設分割した日本テレビ放送網(子会社)に承継。これにより、放送事業とグループ管理機能を分離した。2007年には番組制作系子会社を機能別に再編し、日テレ・テクニカル・リソーシズ、日テレ アックスオン、日テレイベンツなどの専門会社を設立している。グループ全体のガバナンス強化と事業の効率化を図った。

業界の中での役割は放送・メディアコングロマリット(認定放送持株会社)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,844億円
営業利益
693億円
営業利益率
14.3%
純利益
568億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
コンテンツ・メディア 事業4,527億円93.4%671億円14.8%
ウェルネス 事業272億円5.6%-1億円-0.4%
不動産 関連事業46億円0.9%41億円89.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01コンテンツ・メディア事業主力

日本テレビ放送網およびBS日本によるテレビ放送(地上波・BS・CS)、番組制作、映画製作、アニメ制作(タツノコプロ・スタジオジブリ)、音楽著作権管理、パッケージメディア販売、動画配信、イベント運営、キャラクター商品販売等。また、インターネット広告事業やITサービスも行う。グループ会社多数。

主な製品・サービス4
日本テレビ(地上波放送)
関東広域圏を放送対象地域とするVHFテレビ放送。ニュース・ドラマ・バラエティ・アニメ等を中心に編成。
BS日テレ(BS放送)
BSデジタル放送。映画・ドラマ・アニメ・スポーツ等を放送。
日テレ系ラインネットワーク(CS放送・番組供給)
CS衛星放送および番組供給事業。
Hulu(動画配信サービス)
日テレグループが運営する定額制動画配信サービス。国内外のドラマ・映画・アニメを配信。

02ウェルネス事業準主力

スポーツクラブ「ティップネス」の運営、ウェルネスイベント等の実施。健康増進・フィットネス関連サービスを提供。

主な製品・サービス1
ティップネス(スポーツクラブ)
全国展開するフィットネスクラブ。ジム・スタジオ・プール等を備え、会員制で運営。

03不動産関連事業副次

オフィスビル・商業テナントおよび土地の賃貸、ビルマネジメント、建物設備・警備・清掃等のプロパティマネジメント業務。太陽光発電事業も含む。

主な製品・サービス1
日テレタワー(本社ビル)
東京都港区にある日本テレビ放送網本社ビル。テナント賃貸部分あり。

製品と技術

地上波放送「日本テレビ」とコア視聴率三冠王

日本テレビは関東広域圏を放送対象地域とするVHFテレビ放送で、チャンネル4。ニュース、ドラマ、バラエティ、アニメを中心に編成する。2025年度の年間平均個人視聴率は全日帯3.3%(2位)だが、コア視聴率(13~49歳)では全日帯2.2%、プライム帯3.6%、ゴールデン帯3.8%で全て1位を獲得。これにより14年連続の「コア視聴率三冠王」を達成している。在京キー局間の競争が激しい中、若年層の支持を維持している。

BS・CS放送と動画配信「Hulu」の多チャンネル戦略

BS日テレは映画・ドラマ・アニメ・スポーツなどを放送するBSデジタル放送。CS日本は110度CS衛星基幹放送と番組供給事業を行う。また、グループで運営する定額制動画配信サービス「Hulu」は国内外のドラマ・映画・アニメを配信しており、HJホールディングスが運営を担う。これらの多チャンネル・マルチプラットフォーム戦略により、地上波放送だけではカバーできない視聴ニーズを取り込んでいる。

アニメ制作とキャラクター事業:タツノコプロ・スタジオジブリ・アンパンマン

グループ内にアニメ制作会社としてタツノコプロとスタジオジブリを持つ。タツノコプロは「科学忍者隊ガッチャマン」などの作品で知られ、スタジオジブリは「千と千尋の神隠し」など世界的なヒット作を輩出。また、ACMとライツ・インはアンパンマンこどもミュージアムやアンパンマンテラス、ミュージアムショップを企画・運営している。これらのIPを活用し、パッケージメディア販売やキャラクターグッズ販売などライセンスビジネスを展開している。

フィットネスクラブ「ティップネス」の運営

ウェルネス事業の中核であるティップネスは、全国展開する総合型フィットネスクラブ。ジム、スタジオ、プールを備え、会員制で運営する。2014年に日本テレビホールディングスが株式を取得しグループ化した。しかし、コロナ禍による会員減少からの回復が遅れており、24時間営業の特化型ジムやオンラインフィットネスとの競合が激化している。グループは中期経営計画でウェルネス事業の売上高を2027年度に400億円へ拡大する目標を掲げている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

放送業界で大手、安定収益と高利益率

日本テレビホールディングスは情報・通信業に属し、放送事業を中核とする。同業他社にはソラコムやハッチ・ワークなどがいるが、放送業界では日本テレビは売上高4000億円超と大手の一角を占める。2026年3月期の売上高は4844億円と前期比5%増、営業利益率は14.31%と改善している。広告収入に依存する一方、安定した視聴率とコンテンツ制作力が強みだ。課題は、視聴習慣の変化への対応とデジタルシフトの遅れである。

強み

  • 売上高4800億超と放送業界でトップクラスの規模を持つ
  • 営業利益率14%超と業界平均を上回り、収益性が高い
  • 売上高は3期連続で増加し、基盤が安定している
  • 人気番組を多数保有し、視聴者を引き付ける制作力がある

課題

  • 動画配信などデジタル分野への投資が遅れており、競争力が課題
  • 若年層のテレビ離れにより、視聴率の長期的な低下が懸念
  • 広告収入への依存度が高く、市況変動の影響を受けやすい

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字が日本テレビホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19684スクウェア・エニックス・ホールディングス1.1兆円36.2倍
29024西武ホールディングス1.1兆円22.8倍
33092ZOZO1.0兆円20.9倍
49401TBSホールディングス9,829億円17.9倍
54324電通グループ9,712億円
69404日本テレビホールディングス7,873億円13.3倍
72371カカクコム7,314億円38.9倍
86460セガサミーホールディングス7,035億円
94676フジ・メディア・ホールディングス7,017億円127.0倍
104751サイバーエージェント6,441億円15.8倍
117951ヤマハ6,109億円25.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

日本初のテレビ放送免許を獲得した1952年

1951年10月にテレビ放送免許を申請し、1952年7月に我が国第1号のテレビ放送免許を獲得。同年10月15日の創立総会を経て10月28日に会社を設立した。1953年8月28日、呼出符号JOAX-TV、チャンネル4で地上波アナログ放送を開始。これが日本初の民放テレビ放送となる。開局当初からニュース・娯楽番組を提供し、テレビ文化の先駆者としての地位を築いた。

カラー放送開始から東京タワー送信所移行までの1960年代

1960年9月にカラーテレビ本放送を開始。1969年10月には日本テレビ音楽を設立し、音楽著作権管理事業に進出。1970年11月、送信所を東京タワーに移行し、関東広域圏への電波到達範囲を拡大した。この時期、視聴率競争が激化する中で、同社はドラマやバラエティ番組で人気を博し、キー局としての基盤を固めた。また、1972年には日本テレビサービスを設立し、番組キャラクターグッズ販売など周辺事業を開始している。

BS・CS放送への多チャンネル展開とデジタル化

1998年12月にBS日本(現BS日本)を設立し、2000年12月にBSデジタル放送を開始。2001年3月にCS日本を設立し、2002年3月に東経110度CSデジタル放送を開始した。2003年12月には地上波デジタル放送(JOAX-DTV)を開始。2006年4月にはワンセグ放送サービスを開始し、2008年4月にはワンセグ独立放送も始めた。2011年7月に地上波アナログ放送を終了し、完全デジタル化を達成。

持株会社移行とスタジオジブリ・タツノコプロのグループ化

2012年10月、認定放送持株会社体制に移行し「日本テレビホールディングス」に商号変更。子会社の日本テレビ放送網が放送免許を承継した。2014年、タツノコプロの株式を取得しアニメ制作力を強化。同年、HJホールディングス(Hulu運営)の持分を取得し動画配信事業に本格参入。さらにティップネスを買収しウェルネス事業を拡大。2017年にはACM(アンパンマンミュージアム運営)の株式を追加取得し、キャラクター事業を強化した。

東京スカイツリー移行と4K放送開始による次世代対応

2013年5月、送信所を東京スカイツリーに移行し、電波品質の向上と放送エリアの安定化を図った。2019年1月には日本テレビ番町スタジオを稼働開始。同年9月、BS日本が4K放送を開始し、高画質コンテンツの提供を開始した。また、2019年7月には子会社再編によりPLAY(動画ソリューション事業)を設立。これらのインフラ投資と技術対応は、地上波テレビの競争力維持とネット配信時代への適応を目的としている。

年表39件を開く

1950年代

  • 1951年10月テレビ放送免許申請
  • 1952年7月我が国第1号のテレビ放送免許獲得
  • 1952年10月創業創立総会(10月15日)・会社設立(10月28日)
  • 1953年8月地上波アナログ放送開始・開局記念日(8月28日)、呼出符号JOAX-TV、チャンネル4
  • 1959年9月上場東京証券取引所に上場

1960年代

  • 1960年9月カラーテレビ放送・本放送開始
  • 1969年10月日本テレビ音楽㈱(現・連結子会社)を設立

1970年代

  • 1970年11月東京タワーに送信所移行
  • 1972年4月㈱日本テレビサービス(現・連結子会社)を設立

1980年代

  • 1980年3月㈱クリーンアップ(現・㈱日テレリアルエステート、連結子会社)を設立
  • 1981年1月㈱バップ(現・連結子会社)を設立
  • 1986年6月NTV International Corporation(現・連結子会社)を設立
  • 1987年10月CATV局への日本テレビケーブルニュース(現・日テレNEWS24)の配信開始

1990年代

  • 1992年4月㈱ライツ・イン(現・連結子会社)を設立
  • 1998年4月NNN24(現・日テレNEWS24)本放送開始
  • 1998年12月㈱ビーエス日本(現・㈱BS日本、連結子会社)を設立

2000年代

  • 2000年3月㈱フォアキャスト・コミュニケーションズを設立
  • 2000年12月㈱ビーエス日本がBSデジタル放送を開始
  • 2001年3月㈱シーエス日本(現・㈱CS日本、連結子会社)を設立
  • 2002年3月㈱シーエス日本が東経110度CSデジタル放送を開始
  • 2003年4月新本社ビル「日本テレビタワー」竣工
  • 2003年8月麹町(東京都千代田区二番町)より汐留(東京都港区東新橋)に本社移転
  • 2003年12月地上波デジタル放送開始、呼出符号JOAX-DTV
  • 2006年4月「ワンセグ」放送サービス開始
  • 2006年9月商号変更㈱日テレITプロデュース(㈱営放プロデュースに商号変更)を設立
  • 2007年4月番組制作系の子会社を会社分割及び株式交換により、㈱日テレ・グループ・ホールディングス(現・㈱日テレグループ企画)、㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ(現・連結子会社)、㈱日テレ アックスオン(現・連結子会社)、㈱日テレイベンツ(現・連結子会社)、㈱日本テレビアート(現・連結子会社)の5社に機能別に再編
  • 2008年4月「ワンセグ」独立放送サービス開始

2010年代

  • 2011年7月地上波アナログ放送終了、デジタル放送へ完全移行(全国での完全移行は2012年3月)
  • 2012年4月日本テレビ分割準備㈱(現・日本テレビ放送網㈱、連結子会社)を設立
  • 2012年10月日本テレビ分割準備㈱との吸収分割、並びに㈱BS日本及び㈱シーエス日本との株式交換により、認定放送持株会社体制に移行し、日本テレビ分割準備㈱は、地上基幹放送局の免許を承継すると共に、当社は「日本テレビホールディングス株式会社」に、日本テレビ分割準備㈱は「日本テレビ放送網株式会社」に商号を変更
  • 2013年5月東京スカイツリーに送信所移行
  • 2014年1月㈱タツノコプロ(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2014年4月HJホールディングス(同)(現・HJホールディングス㈱、連結子会社)の持分を取得
  • 2014年12月㈱ティップネス(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2017年3月㈱ACM(現・連結子会社)の株式を追加取得
  • 2018年7月㈱営放プロデュースからの新設分割により㈱日テレITプロデュースを設立
  • 2019年1月日本テレビ番町スタジオ稼働開始
  • 2019年7月M&A㈱ロジックロジックとスキルアップ・ビデオテクノロジーズ㈱が合併し㈱PLAY(現・連結子会社)に商号を変更
  • 2019年9月㈱BS日本が4K放送を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年度まで5,400億円
  • 連結営業利益2027年度まで580億円
  • 海外売上高2027年度まで300億円
  • 連結売上高(長期)2033年度まで7,000億円
  • 連結営業利益(長期)2033年度まで700億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グローバルコンテンツ企業への変革

    海外市場を強く意識した企画・制作体制に再構築し、ドラマの世界配信やバラエティフォーマット販売、海外拠点開設などを通じて海外売上を拡大する。

  2. 02

    IP創出にこだわったコンテンツビジネス展開

    アーティスト・キャラクター・アニメ等のオリジナルIP創出と他社との協業を強化し、ドラマ・映画・音楽・キャラクタービジネスで多面的な収益獲得を目指す。

  3. 03

    AI活用とテクノロジー導入の推進

    AIエージェントの実装によるコンテンツ企画制作の効率化と質向上、運用型地上波広告「スグリー」の拡大など、テクノロジーでコンテンツ・広告ビジネスを変革する。

  4. 04

    ウェルネス事業の拡大

    成長ポテンシャルの高いウェルネス市場で、ティップネスを核とする運動分野から事業を拡大し、エビデンスに基づくウェルネス情報発信で生活者に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,933人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,398万円で、9期前と比べて+1.9%平均年齢は48.6歳、平均勤続年数は17.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,368
2018年3月4,425
2019年3月1,37348.819.04,544
2020年3月1,40149.219.94,732
2021年3月1,38548.618.74,764
2022年3月1,37948.020.35,096
2023年3月1,35848.216.35,101
2024年3月1,29748.116.15,486
2025年3月1,39048.717.45,771951
2026年3月1,39848.617.05,9331,168

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社33(国内 32 / 海外 1、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社 — 東京都港区1,010億円
不動産関連事業 全社
日本テレビ番町 スタジオ他 — 東京都千代田区841億円
コンテンツ・メディア事業 不動産関連事業
日本テレビタワー — 東京都港区326億円
コンテンツ・メディア事業 不動産関連事業
店舗他 — 東京都渋谷区他7,163百万円
ウェルネス事業
高輪館 — 東京都港区5,118百万円
コンテンツ・メディア事業
生田スタジオ — 川崎市多摩区5,007百万円
コンテンツ・メディア事業
主な関係会社
  • 国内
    日本テレビ放送網㈱ ※2,※12
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱BS日本 ※2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱CS日本
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱日テレ アックスオン
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱日テレイベンツ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱日本テレビアート
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本テレビ音楽㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱バップ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ティップネス ※8
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ムラヤマ
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    la belle vie㈱ ※8
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社21社を開く
  • ㈱日本テレビサービス東京都港区100%
  • ㈱日テレリアルエステート ※9東京都港区100%
  • ㈱日テレWands東京都港区80%
  • ㈱タツノコプロ東京都武蔵野市55%
  • HJホールディングス㈱東京都港区79%
  • ㈱ACM横浜市西区54%
  • ㈱PLAY東京都渋谷区95%
  • ㈱スタジオジブリ ※3東京都小金井市42%
  • ㈱ライツ・イン東京都港区100%
  • NTV International CorporationNew York U.S.A.100%
  • 読売中京FSホールディングス㈱東京都港区24%
  • 札幌テレビ放送㈱ ※4札幌市中央区100%
  • 中京テレビ放送㈱ ※4名古屋市中村区100%
  • 読売テレビ放送㈱ ※4,※10大阪市中央区100%
  • ㈱福岡放送 ※4福岡市中央区100%
  • 日活㈱東京都文京区35%
  • ㈱オールアバウト ※5東京都渋谷区24%
  • ㈱ジェイエスエス ※5大阪市西区25%
  • ㈱ビーグリー ※5東京都千代田区27%
  • KANAMEL㈱ ※11東京都品川区23%
  • ㈱読売新聞グループ本社東京都千代田区

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は4,844億円営業利益693億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.9%、利益が+26.2%。

売上高
+4.9%
4,844億円
営業利益
+26.2%
693億円
純利益
+23.5%
568億円
営業利益率
14.3%
前期比 +2.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高5,350億円4,844億円
営業利益490億円693億円
純利益515億円568億円
1株あたり配当¥45¥45

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,146億円、営業利益は111億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.9%、営業利益は+7.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,08470
2024年1Q98010310.584
2024年2Q980656.653
2024年3Q1,10214313.0195
2024年4Q1,17315
2025年2Q2,1692119.7160
2025年4Q2,45033813.8300
2026年2Q2,34533214.2264
2026年4Q2,49936114.4304
2027年1Q1,1461119.7227

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は3,264億円から4,844億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は14.3%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3,264422253
2014年3月3,417478278
2015年3月3,625487305
2016年3月4,148578369
2017年3月4,167581408
㈱営放プロデュースからの新設分割により㈱日テレITプロデュースを設立
2018年3月4,237612374
㈱ロジックロジックとスキルアップ・ビデオテクノロジーズ㈱が合併し㈱PLAY(現・連結子会社)に商号を変更
2019年3月4,249574387
2020年3月4,266492306
2021年3月3,913429240
2022年3月4,064648474
2023年3月4,140518341
2024年3月4,235495347
2025年3月4,61954965711.9460
2026年3月4,84469382114.3568

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高4,844億円のうち、営業利益として残るのは693億円14.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は568億円、売上の11.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.7%3,035億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.0%1,116億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.3%693億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.9pt
14.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.1pt
11.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.3pt
5.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが608億円、投資CFが−275億円で、差し引きのフリーCFは333億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,296億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月291−74−71217638
2014年3月352−44−72308875
2015年3月332−179−62153965
2016年3月408−268−113140992
2017年3月601−1,113−110−512370
2018年3月504−299−93205483
2019年3月505−410−12095458
2020年3月564−387−106177532
2021年3月4115−110416839
2022年3月585−705−94−120624
2023年3月455−237−95218749
2024年3月44775−1505221,125
2025年3月479−264−1612151,182
2026年3月608−275−2083331,296

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.0兆円で、自己資本比率は77.6%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本兆円負債億円自己資本比率%
2013年3月0.600.491,10080.0
2014年3月0.650.521,21579.6
2015年3月0.760.581,76675.3
2016年3月0.770.601,66777.0
2017年3月0.850.661,92875.7
2018年3月0.890.701,80278.0
2019年3月0.940.751,94578.7
2020年3月0.930.751,80380.0
2021年3月1.030.822,11779.0
2022年3月1.060.852,10879.6
2023年3月1.040.841,91980.8
2024年3月1.180.952,36077.6
2025年3月1.230.992,41177.9
2026年3月1.281.032,51577.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
962億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
8,056億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
57億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,515億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
99
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中114位あたり、逆に低いのはROE605社中485位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.8%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
14.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
77.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.9%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,014で、1年前と比べて-23.3%過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。

¥3,014-2.1%1ヶ月+8.3%1年-23.3%時価総額7,873億円
過去52週の値幅
安値¥2,652高値¥4,211

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.3倍
PER (会社予想)14.5倍
PBR0.69倍
配当利回り1.49%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に2954.5円と、25日線(2906.44円)を約1.7%上回る。75日線(2876.47円)も上回り、短期トレンドは上向き。一方、200日線(3273.44円)を約10%下回り、年初来では23.6%下落。52週高値4211円からは約30%下落、52週安値2652円からは約11%上。RSIは54.08と中立。出来高は8月4日に81万株と増加したが、その後は減少。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 13.07倍は業界平均の48.57倍を大幅に下回り、PBR 0.68倍と1倍を割り込んでいます。配当利回り1.52%は平均2.64%を下回りますが、配当性向166.4%と高いものの、利益が増加傾向にあり、安定性がうかがえます。ROE 5.8%は低めですが、株価純資産倍率の低位性を考慮し、割安と判断します。ただし、配当利回りの低さは懸念材料です。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.3倍47.9倍
PER (予想)14.5倍
PBR0.69倍2.96倍
ROE5.8%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

TV広告市場の構造的な縮小懸念がある一方、インターネット広告の急成長で兼業のネット企業との競争が激化。日本テレビは視聴率首位を維持し、広告収入の落ち込みを版権・イベント・物販などの非広告収入で補う戦略。強気派は版権事業の好調や2026年3月期の増益見通しを評価し、株価は割安で配当利回りも魅力的とみる。弱気派は、若者のテレビ離れや他局との競争激化、新しいメディアへの対応遅れを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 版権事業が好調

    過去のヒット番組の関連収入や映像配信への販売が成長し、収益を押し上げている

  • 2026年3月期の増益予想

    売上高・営業利益ともに増加見込みで、収益改善基調にある

  • 株価は割安感がある

    PBR0.68倍と解散価値以下で、配当利回りも1.5%を超える

  • 2026年3月期営業利益693億円の大幅増益通年影響

    営業利益549億円→693億円、純利益460億円→568億円。営業増益率は26%超。

  • PER12.92倍・PBR0.68倍の割安感継続影響

    PER12.92倍、PBR0.676倍。業績成長続けばバリュエーションはさらに上がる。

  • 営業利益率14.31%へ改善通年影響

    営業利益率11.89%→14.31%へ2.42ポイント改善。収益構造が強化。

  • 外国人株主比率17.69%継続影響

    外国人保有17.69%と低く、増加余地が大きい。

マイナスに働く材料7
  • テレビ広告市場の縮小

    視聴者の動画配信への移行で、広告収入が長期的に減少する傾向

  • 競争激化で視聴率が低下

    他局の工夫や配信サービスの台頭で、従来の視聴率確保が難しくなる

  • 将来への投資負担

    動画配信など新規事業への投資が利益を圧迫するリスクがある

  • 今期の高水準は来期の反動懸念2027年〜2028年影響

    営業利益693億円、純利益568億円と過去最高計画。翌期の継続性が疑われると調整。

  • 株価は1年で22%下落の負のモメンタム不定影響

    過去1年で22.15%下落。下落トレンドは需給悪化を示す。

  • 営業外損益の悪化2026年3月期影響

    営業利益の増加144億円に対し純利益の増加108億円。差の36億円は営業外損失増。

  • 配当利回り1.54%の低位継続影響

    配当利回り1.54%は株主の期待を集めにくい。

次の決算で確かめる点
タイム広告収入
テレビ広告の景況を直接反映し、柱の収益動向を見るため
版権・イベント売上
非広告収入の拡大が成長戦略の要になるため
自社制作コンテンツの配信本数
デジタル展開の進捗と競争力を測る指標になる

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり45で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは1.49%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥45
1株あたり
配当利回り
1.49%
いまの株価に対して
配当性向
166.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月34249.8
2018年3月340.0292.3
2019年3月352.9280.9
2020年3月350.0351.0
2021年3月350.0
2022年3月375.7242.5
2023年3月370.0124.0
2024年3月408.1
2025年3月400.0144.4
2026年3月4512.5166.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥45

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ22,196人。区分でいちばん多いのは事業法人51.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が65.1%を占め、残る34.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人52.052.152.153.952.851.4
外国法人18.318.519.118.617.817.7
個人・その他12.211.510.210.814.116.7
金融機関16.917.016.315.714.813.7
自己株式1.31.31.31.82.42.4
証券会社0.60.92.41.00.50.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社読売新聞グループ本社14.41
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.83
03STATE STREET BANK AND TRUSTCOMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)8.25
04読売テレビ放送株式会社6.56
05株式会社読売新聞東京本社6.10
06学校法人帝京大学3.68
07株式会社NTTドコモ2.98
08株式会社よみうりランド2.00
09中京テレビ放送株式会社2.00
10株式会社リクルートホールディングス1.98

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-07
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    6.27%
    -1.18pt
  • 2026-05-20
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    7.45%
    -0.80pt
  • 2026-04-08
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    8.25%
    -0.53pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+125%、1株純資産は14期で+114%。直近期のROEは5.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1011,8805.513.990.0
2014年3月1102,0245.615.4229.7
2015年3月1202,2415.616.7199.5
2016年3月1452,3386.412.832.8
2017年3月1612,5346.611.9249.8
2018年3月1482,7285.612.8292.3
2019年3月1522,9035.410.9280.9
2020年3月1202,9214.110.1351.0
2021年3月943,1953.115.4
2022年3月1863,3125.76.9242.5
2023年3月1343,2804.18.5124.0
2024年3月1363,6463.917.0
2025年3月1833,8334.916.7144.4
2026年3月2284,0225.813.8166.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額351百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山口寿一代表取締役 取締役会議長69
杉山美邦代表取締役 会長執行役員7137,725
石澤顕取締役 副会長6963,730
福田博之代表取締役 社長執行役員6542,779
佐藤謙取締役8247,200
垣添忠生取締役85
真砂靖取締役72
勝栄二郎取締役76
菰田正信取締役72
諏訪貴子取締役55
草間嘉幸常勤監査役649,960
北村滋監査役69
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
村岡彰敏監査役70
松田陽三監査役67
根岸豊明6810,146
村上由美子取締役61
横田昌之常勤監査役6314,400

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4147581321855
社外取締役6969616
監査役1191919
社外監査役318186

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,602字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び当社のその他の関係会社である㈱読売新聞グループ本社は、それぞれに子会社・関連会社から構成される企業集団を有し広範囲に事業を行っております。このうち、当社グループは、認定放送持株会社である当社と子会社60社及び関連会社33社から構成されており、セグメント区分ごとの事業内容は以下のとおりです。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 ① コンテンツ・メディア事業 ― 会社総数77社 日本テレビ放送網㈱及び㈱BS日本は、テレビ番組を企画制作し、無料放送を行うことによるテレビ広告枠の販売、番組などのコンテンツの配信及びライセンス、映画の製作・公開、イベント・美術展の開催並びにリテール事業を行っております。㈱CS日本は、110度CS衛星基幹放送事業及び番組供給事業を行っております。㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ、㈱日テレ アックスオン、㈱日本テレビアート及びNTV International Corporationは映像コンテンツの制作関連業務を行っております。日本テレビ音楽㈱は音楽著作権の管理及びレコード原盤の企画制作、商品化権事業を行い、㈱バップはパッケージメディアの企画制作及び販売を行っております。また、HJホールディングス㈱は動画配信事業を、㈱日テレWandsはITサービス事業、インターネット配信及びWebソリューション事業等を行っております。㈱PLAYは動画ソリューション事業を、㈱タツノコプロと㈱スタジオジブリはアニメーション映画等の企画制作及びライセンスを、㈱日テレイベンツはイベントの企画運営を、㈱ACM及び㈱ライツ・インはアンパンマンこどもミュージアム、アンパンマンテラス及びミュージアムショップ等の企画・運営を、㈱ムラヤマはイベントや展示物等の企画及び制作を、㈱日本テレビサービスは、番組キャラクターグッズ等の企画販売を、la belle vie㈱はフラッシュセール事業を行っております。その他、非連結子会社31社、関連会社26社は、テレビ放送、ラジオ放送、アニメーション制作、映画製作、インターネット広告事業等を行っております。なお、日本テレビ放送網㈱は関連当事者である㈱読売新聞東京本社よりプロ野球のテレビ放映権の購入等を行っております。 ② ウェルネス事業 ― 会社総数7社 当社、日本テレビ放送網㈱、㈱ティップネス及び関連会社4社は、スポーツクラブ、ウェルネスイベント等の運営事業を行っております。 ③ 不動産関連事業 ― 会社総数9社 当社及び日本テレビ放送網㈱は、オフィス・商業テナント及び土地の賃貸を行っております。㈱日テレリアルエステートはビルマネジメント、建物の設備・警備・清掃等を行っております。その他、非連結子会社4社及び関連会社2社は資産管理、資産活用及び太陽光発電事業等を行っております。なお、㈱日本テレビワーク24は2025年4月1日付で㈱日テレリアルエステートに商号変更いたしました。 ④ その他 ― 会社総数4社 その他、非連結子会社3社及び関連会社1社は人材派遣、人材教育事業等を行っております。 なお、当連結会計年度より、従来「メディア・コンテンツ事業」としていた報告セグメントの名称を「コンテンツ・メディア事業」に、「生活・健康関連事業」としていた報告セグメントの名称を「ウェルネス事業」に変更しております。この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。 企業集団の状況を事業系統図によって示すと次のとおりです。 ※2026年4月24日付で株式を追加取得し連結子会社といたしました。
経営方針・対処すべき課題8,736字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。 (1)経営環境及び対処すべき課題 当社グループは、コンテンツ・メディア事業においては、地上波テレビ放送で長年培ってきたコンテンツ制作力と媒体力をコアコンピタンスとし、事業を拡大し成長させてまいりました。しかし、インターネットメディアの普及等に伴うコンテンツ視聴環境の変化や、それに伴う広告手法の進化によって、インターネット広告へのシフト、動画配信市場の拡大等が進み、テレビが持つメディアとしてのパワーの維持が大きな課題となっています。また、オリンピック等の大型スポーツイベントを中心に放送権料が高騰しているほか、生成AIをはじめとする新技術対応のためのコストも必要となり、収益の確保が難しくなってきていると認識しています。加えて、インターネットを通じた動画配信事業は、社会のデジタルシフトを受け、成長が続くものの、豊富な資金力を有するグローバル配信プラットフォームや、国内競合他社との会員獲得競争は依然として厳しく、多額の投資が必要なビジネスモデルとなっていることから、厳しい競争環境に晒されています。 ウェルネス事業においては、総合型スポーツクラブから特化型スポーツクラブへの利用者ニーズの移行に伴い、小規模事業者の新規参入が容易な状況となっており、24時間営業のトレーニングジム、ホットヨガ、ストレッチ専門店等に加え、アプリ等を利用した自主トレーニングなど多様化が進んでおります。また、コロナ禍において減少した会員数の回復に時間を要しているなど、厳しい状況が継続しています。 また、人権尊重のために企業が果たすべき社会的責任として、人権方針の策定、人権デューデリジェンスなどを進めてきました。しかし、メディア業界全体についてハラスメントなど重大な人権課題を指摘されており、今後はより一層、実効的な人権救済システムの整備、取引先を含めた意識の啓発、ガバナンス全体の体制強化などが求められております。 これらに加えて、急激な社会のデジタル化へのシフト、不安定な世界情勢、甚大な被害を伴う自然災害といった外的要因による大きな経営環境の変化が生じております。当社グループはこのような経営環境の変化に適切に対処し、進化していくことが重要な課題であると認識しております。 当社グループは2025年5月、経営理念を改定し、経営ビジョンを新しく定めるとともに、2025年度から2027年度を計画期間とする中期経営計画を策定し、当連結会計年度はその1年目に該当します。中期経営計画2025-2027は、10年後にありたい姿としての経営ビジョン「コンテンツの力で、“世界”を変える。」実現に向け、強靱な地上波テレビネットワークを基盤とし、「日テレ、開国! Gear up, go global」をスローガンに、コンテンツ製作領域に注力することでグローバルコンテンツ企業への変革を推進する取り組みと目標を示すものです。 (2) 経営理念及び経営ビジョン 経営理念 正確で速やかな報道、良質なコンテンツの提供と、多彩な文化の創造により、人々の生活を豊かなものにする。 経営ビジョン コンテンツの力で、“世界”を変える。Change the‘World’ Through the Power of Content 日本テレビグループが「感動×信頼のNo.1企業」として実現したいのは、私たち1人1人が紡ぎ出す様々なサービス、プロダクトを含めた「コンテンツ」を通じて、豊かな未来を創り出すこと。よりよい未来が拡がる“世界”に向けて、私たちはこれからも「コンテンツ」を生み出し、作り、そして届けていきます。 (3) 長期目標 当社グループは、今後3つの中期経営計画を経て、2033年度に連結売上高7,000億円(うち海外売上高1,000億円)、連結営業利益700億円を目指します。 地上波広告ビジネスとコンテンツビジネスの両輪で売上を創出し、2033年度にはコンテンツビジネスをグループの中核事業にしていきます。 (4) 中期経営計画2025-2027 中期経営計画2025-2027のスローガン 日テレ、開国!Gear up, go global 日本発グローバルコンテンツメーカーへ 中期経営計画2025-2027 重点目標 グローバルコンテンツ企業への変革 IP(知的財産)創出にこだわったコンテンツビジネスの展開 企画開発におけるAIの活用、テクノロジーの積極的導入 生活者に貢献するウェルネス事業の拡大 1,000億円の投資枠設定による成長支援の加速 報道の信頼性向上と社会課題解決への貢献 「売上高5,400億円」、「営業利益580億円」へ ①中期経営計画2025-2027定量目標 最終年度(2027年度)に、連結売上高は過去最高の5,400億円、連結営業利益は580億円を目指します。 (単位:億円) 2025年度実績   2027年度目標 連結売上高   4,844    5,400 コンテンツ・メディア事業   4,526    4,960 コンテンツビジネス   1,402    1,870 広告事業   2,595   2,500 物販事業   340   360 イベント・テーマパーク事業   187    230 ウェルネス事業   272    400 不動産関連事業   45    40 連結営業利益   693    580 ②中期経営計画2025-2027の取り組み A グローバルコンテンツ企業への変革 放送や国内市場を主なターゲットとしてきた企画・制作体制を、海外市場を強く意識した体制に再構築し、海外市場での売上拡大を実現していきます。 コンテンツのグローバル化 ドラマの世界配信や国際共同製作のほか、海外でのバラエティフォーマット販売を拡充します。また、細田守監督の最新作「果てしなきスカーレット」の全米公開など、コンテンツのグローバル展開を進めていきます。2027年度の海外売上高300億円を実現します。 コンテンツのグローバル展開体制を構築 海外向け制作スタジオ「GYOKURO STUDIO」を新設するとともに、米国ロサンゼルスに新たなビジネス拠点を開設します。また、海外の有力スタジオとのパートナーシップ契約の締結を進めていきます。 「見たい」コンテンツを多様なチャネルで展開 TVer、Huluでのリーチ拡大を軸に、グローバル配信プラットフォームとの連携を通じてコンテンツの世界展開を進めます。地上波放送でも、リアルタイムで視聴されるコンテンツの開発を強化していきます。 スタジオジブリ作品の海外展開 スタジオジブリ作品は、劇場公開や配信を通じて、海外でも多くの方にご覧いただいています。関連商品や出版物の展開や、展示や舞台なども継続的に開催予定です。 (当連結会計年度の取り組み) ドラマ「ホットスポット」は、全世界に配信されたこともあり各国で高く評価され、権威ある海外アワード「ContentAsia Awards 2025」の2部門で受賞しました。また、海外市場を目指して企画開発されたバラエティー「ANTS~ぜんぶ運べば一攫千金~」は、ヨーロッパで最も権威ある国際テレビ賞の1つ「ローズ・ドール賞」など2つの海外アワードで最優秀賞を受賞し、イギリスの大手配給会社フリーマントル社と共に世界各国へのフォーマットセールスが進行中です。以上のようなコンテンツに加え、日本テレビが自社開発した、直感的オンデバイスAIソリューション「viztrick AiDi」が、アメリカ3大ネットワークの一つであるNBC Sportsにおいて採用され、2026年から開始される複数のライブイベント中継で使用される予定です。今後も引き続き、ドラマ・バラエティーの海外展開や自社技術の海外輸出を進めていきます。 また、スタジオジブリについては、イギリス・ロンドンウェストエンドで無期限ロングラン上映中の舞台「となりのトトロ」が引き続き好調だったほか、「もののけ姫」4Kデジタルリマスター版を世界各地で上映したことに加え、フランス・パリでの高畑勲展の開催等世界各地で展覧会が開催されました。今後も引き続き海外展開を続けていきます。 B IP(知的財産)創出にこだわったコンテンツビジネスの展開 オリジナルコンテンツの開発や他社とのアライアンスを強化し、ドラマ、映画、音楽、キャラクタービジネスでIPを生み出す基盤を作り、多面的な収益を獲得します。 多様なオリジナルIP創出とIP協業の推進 アーティスト、キャラクター、アニメなどを中心に、パートナー企業との連携や協業を進めてオリジナルIPの創出を実現します。国内のみならずグローバル市場でのIPビジネス拡大を進めます。 組織強化とコンテンツプロダクション連携による製作体制の増強 社内組織の強化に加え、KANAMEL社をはじめとした多くのコンテンツプロダクションとの連携を強め、IP創出を実現する確固たる製作体制を築きます。 (当連結会計年度の取り組み) アーティストIP事業では、パートナー企業との共創によるアーティストの発掘・育成を加速させました。㈱スターダストプロモーション、㈱ソニー・ミュージックレーベルズと共同展開する「龍宮城」は、結成から着実に支持を広げ、本年度はTOYOTAアリーナ2Daysを完売させるなど、国内屈指のグループへと成長を遂げています。また、本年の高校サッカー応援歌「未来へ」で反響を呼んだ4人組ロックバンド「T.N.T」は、初の全国ツアーや冠番組の放送を通じ、将来を担う新たなIPとしての足がかりを築きました。㈱LDH JAPANとの共同プロジェクトでは、ガールズバトル・オーディションから誕生した「CIRRA」が、正式デビューを果たしたほか、ダンス競技に特化した「LDH SCREAM」が、ダンスバトル・オーディションを経て始動し、「D.LEAGUE」を舞台に新たなエンターテインメントの形を追求しています。今後も番組、イベントと連動した多角的なIP展開を推進し、収益の柱として育成していきます。 また、キャラクターIP事業では、自社キャラクターIP「らぶいーず」が各種商品化に加え全国4都市でのキャラクターカフェ展開やミラノ・コルティナオリンピックの公式SNSサポーターに就任するなど、多角的な活動を通じて成長しています。新規キャラクターIPの開発も鋭意進めており、成長領域として今後もさらなる拡大を目指します。 C 企画開発におけるAIの活用、テクノロジーの積極的導入 AIの活用によるコンテンツ開発・制作モデルを確立し、よりクリエイティブな環境の下、ヒットコンテンツの量産につなげます。また、テクノロジーによるテレビ広告ビジネスの変革を主導します。 コンテンツ企画制作へのAIエージェントの実装 AIによる支援を通じ、限られたリソースを最適化することでクリエイティブ力を強化する「コンテンツテクノロジー戦略」を推進し、コンテンツ制作数の拡大や質向上につなげます。 アドテクを活用した地上波広告ビジネスの変革 2025年4月にスタートした運用型地上波広告「スグリー」を拡大していきます。2027年度には取引先数を2倍とすることを目指します。 (当連結会計年度の取り組み) コンテンツテクノロジー戦略を推進するべく、AIを活用した業務プロセスの抜本的な変革を進めています。当連結会計年度には、全番組を対象とした視聴率分析や、番組の企画リサーチなどを支援する複数のAIエージェントを開発・導入しました。これまで属人的な経験や勘に委ねられてきた判断を可視化・構造化し、コンテンツ評価から打ち手の検討に至るまでのサイクルを加速させるとともに、意思決定の質の向上を図っています。また、2026年1月には、実写と生成AI映像を融合させたドラマ「TOKYO 巫女忍者」を制作・放送しました。当該作品は、KANAMELグループの㈱AOI Pro.が制作を、㈱TREE Digital StudioがVFX(視覚効果)を担当しました。AI技術を活用した新たな表現に挑戦し、これまでにないコンテンツ製作体制を追求しています。 2025年4月に開始したテレビにデジタルの利便性を取り入れたプログラマティック広告サービス「スグリー」は、既に広告主130社にご利用いただき、高い評価を得ています。読売中京FSホールディングス㈱(FYCSHD)や㈱TBSテレビの参画基本合意も成され、TVer広告とテレビ広告の統合セールスも開始するなど、業界を進化させるアドプラットフォームとして成長を続けています。 D 生活者に貢献するウェルネス事業の拡大 成長ポテンシャルが高いウェルネス市場の中で、まずは当社グループのウェルネス事業の中核であるティップネスを中心とした“運動”分野から、人々の生活を豊かにする活動を推進します。併せて、日本テレビグループの基盤である信頼性をもとに、エビデンスに基づいた最先端のウェルネス情報を発信していきます。 (当連結会計年度の取り組み) ㈱ティップネスでは、キッズ事業が堅調に推移したことに加え、成人会員数についても既存店舗においてコロナ禍以降で最多を記録し、増収増益を達成しました。また、24時間ジム「FASTGYM24」では基幹システムの更新を行い、入会手続きのWEB化などDXを推進し新規入会者の増加を達成しました。さらに、2025年4月には居心地の良さを追求した新業態のサードプレイスジム「MiiBA(ミィーバ)」 を埼玉県草加市に開業し、新たな顧客層の獲得と事業領域の拡大に取り組んでいます。 フィットネス領域においては、2025年9月に日本テレビ初の直営の次世代型ジム「WELL HACK GYM」を「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」内に開業し、[「鍛える」から「整える」へ]という新たなコンセプトのフィットネスとして更なるフィットネス人口の拡大を目指しています。 2025年4月には、エビデンスに基づく最先端のウェルネス情報を継続的に発信する情報シンクタンク「コンディショニング イノベーション Lab」のサイトをオープンし、本編動画50本以上を配信しました。8月にはショート動画、テキスト記事も配信を開始し、ショート動画100本以上、テキスト記事50本以上を配信しています。 2025年11月にはウォーキングイベント「Sunrise to Sunset Walk」の第2回大会を開催しました。参加者は前年比140%超となる1,980名となり、ウォーキング人口拡大に向けたウェルネスイベントとして成長を続けています。 E 1,000億円の投資枠設定による成長支援の加速 戦略的な投資と予算の投下により、各事業の成長支援を加速することに加え、新規事業開発や不動産事業の推進により、収益基盤の強化を目指します。 戦略的投資と戦略費投下による成長投資の加速 合計で1,000億円の成長投資枠を設定します。コンテンツ・グローバル領域、ウェルネス領域、新規事業領域に戦略的投資を行うほか、社内事業の育成や業務を変革するための戦略的な費用投下を進めます。 人材と資金の積極投入による新規事業開発の推進 収益基盤の多様化に向け、事業のフェーズに応じて、戦略的予算の投下や分社化、M&Aなどの施策を迅速に実施していきます。売上高50億円以上の事業を継続的に創出、育成していきます。 既存アセットの有効活用とコンテンツビジネスを支える不動産事業の推進 保有する資産の有効活用を通じ、コンテンツビジネスを持続可能なものにする不動産事業を推進します。また、スポーツ・エンタメの興行会場をはじめとした多様なアセット投資を行っていきます。 (当連結会計年度の取り組み) 戦略的投資については、コンテンツ・グローバル領域において、世界市場に向けたコンテンツ製作力を強化するべく、KANAMEL㈱の全株式の取得に関する株式譲渡契約を締結した他(2026年4月に同社を完全子会社化)、新規事業領域において、宇宙ビジネスへの挑戦を加速するべくFrontier Innovations㈱が運営するFrontier Innovations 1号投資事業有限責任組合への出資を行いました。また、インパクト投資第3号案件として、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開する㈱Nature Innovation Groupへの出資を実行しました。以上に加え、社内の新規事業育成及びAI活用に対し、戦略的予算である「戦略費」を投下しました。今後も引き続き戦略的投資と戦略費の投下による持続的な価値創出を目指してまいります。 新規事業開発については、企業における人材育成ニーズの高まりを受け、同分野を強化するため、新会社㈱日テレHR総合研究所を設立し、2025年度は福利厚生プラットフォームの提供を開始したほか、アスリートが競技と仕事を両立できるサービスを立ち上げ、事業拡大を推進しております。 不動産事業については、千代田区の旧本社跡地を有効活用するため、二番町再開発の基本計画を本格的に推進しております。また、多様なアセット投資として、旧奈良監獄保存活用事業への出資を皮切りに、新領域へ挑戦するほか、ベニュービジネスの本格検討を開始しました。今後は日本テレビのグループリソースを活用した取り組みもさらに推進してまいります。 F 報道の信頼性向上と社会課題解決への貢献 報道機関として信頼性を追求し、ネットワークの強靱化を図るとともに、サステナビリティ活動を通じて社会課題の解決に貢献していきます。 報道機関としての信頼性追求 国民から信頼される正確・迅速かつ公平・公正なニュースを提供し、日本テレビのニュースブランドを世界に確立します。また、調査報道の強化で日本の社会課題解決のきっかけを生み出していきます。 日本テレビネットワークの強靭化 新たに設立された読売中京FSホールディングス㈱(FYCSHD)及び、ネットワーク各社とさらに緊密な連携を進め、地域社会の発展や活性化に貢献していきます。 サステナブルな社会に向けた取り組み 「サステナビリティポリシー」で定めた6つの重要課題へ積極的に取り組みます。企業や自治体のメディアパートナーとして、社会課題解決に向けた共創事業を推進し、社会的価値の創出と拡大に努めます。 すべての人の人権が尊重される社会に向けた取り組み 人権がより尊重されるビジネス実現のための人権デューデリジェンスを推進していきます。また、多様性をテーマにした番組キャンペーンや啓発イベント等を積極的に発信していきます。 (当連結会計年度の取り組み) 日本テレビ報道局では、国政選挙に際したファクトチェックシリーズ「それって、本当?」など、時代の要請に応える報道を牽引しました。また、ウクライナ市民への継続的な取材活動が2025年度ボーン・上田記念国際記者賞の特別賞を受賞したほか、マスメディア初となるインパクト測定・マネジメントを導入しました。引き続き、報道の価値を構造的に把握し、組織全体への浸透を図っていきます。 ネットワーク強靭化については、読売中京FSホールディングス㈱とともにネットワークの連携を深めると共に、「NNSガバナンス対応事務局」を発足し、ネットワーク各局のコーポレート・ガバナンス強化を図りました。 サステナビリティ関連では、GHG排出量算定のScope1・2・3をグループ6社へ拡大しました。また、日本列島ブルーカーボンプロジェクト「アマモ場再生活動」の取り組みをグループ8社に拡大しました。これまでのESG分野におけるIR活動等が評価され、ESG投資の代表的な指数である「FTSE4Good Index Series」、「FTSE Blossom Japan Index」、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されました。3つの指数に1度に選定されたのは今回が初となります。 人権関連では、2024年度の社内アンケートに続き、2025年8月に取引先172社に対する人権に関するアンケートと事後ヒアリングを実施したことに加え、2026年2月にはグループ各社に対しても同様のアンケートを実施しました。 G 資本政策・株主還元方針 2025年度から2027年度の間に生み出したキャッシュフローで成長投資を賄い、収益基盤の拡大を目指します。政策保有株を縮減し、継続的で安定的な株主還元を基本方針としつつ、総還元性向35%以上を新たな目標とします。果敢な投資を通じて成長戦略を推進し、企業価値の向上に邁進していきます。 (当連結会計年度の取り組み) 政策保有株については、第3四半期と第4四半期に上場有価証券1銘柄を売却しました。また、自己株式については2025年11月7日~12月17日にかけて2,601,900株を取得し、取得した全ての自己株式を消却しています。
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会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。当社グループは、これらのリスクの存在を認識した上で、その回避及び顕在化した場合の対応に努める方針です。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクを網羅するものではありませんのでご留意下さい。 (1) コンテンツ・メディア事業 ① コンテンツ (地上波テレビ放送の視聴動向) テレビ広告収入に大きな影響を及ぼすのが視聴率動向です。当社グループは、国民の皆さまの視聴ニーズを的確に捉え、最も視聴され共感されるコンテンツの制作を目指しております。地上波での2025年の平均視聴率は、情報発信や経済活動が活発なコア(13歳~49歳男女)層において、全日帯、ゴールデン帯、プライム帯の3部門全てでトップとなり、年間で13年連続、年度で14年連続となる三冠を維持しました。 コンテンツ制作においては、新たなデジタルテクノロジーの導入を進めるなどして制作体制を強化するとともに効率化を進めております。当社グループが有するコンテンツ制作力を結集し、引き続き、視聴者の皆さまから支持される良質なコンテンツを開発してまいります。 しかしながら、日本国内の人口減少やコンテンツの視聴環境の多種多様化により、地上波のタイムテーブル全般で視聴率の大幅な低下があった場合には、地上波テレビ広告収入の大幅な減少等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (放送権・配信許諾等ライセンスの高騰) コンテンツ・メディア事業を主たる事業とする当社グループは、オリンピックやFIFAワールドカップ等、全国民が注目するスポーツイベントの放送をテレビ放送事業者の使命として行ってまいりました。しかしながら、近年これらのスポーツイベントの放映権料が高騰する一方で、高額なテレビ放映権料に見合う広告収入の確保は年々困難になっており、その採算性は悪化する傾向にあります。当社グループといたしましては、今後も、国民の皆さまに娯楽を提供するという放送事業者としての使命を全うすべく、スポーツイベントのテレビ放送に携わっていく所存ですが、テレビ放映権料のさらなる高騰は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 動画配信事業においては豊富なコンテンツを安価で提供することが、サービスが顧客から選ばれる要因となっていることから、近年、コンテンツホルダーの交渉力が高まっており、配信許諾等ライセンスが高騰する傾向にあります。当社グループといたしましては、コンテンツの選別を精緻に行い、慎重に収支のシミュレーションを行った上で、ライセンスを購入しております。また、購入したライセンスは効果的に利用すべく、コンテンツ中心主義の下、当社グループが有する地上波テレビ放送をはじめとする各メディアとの連携を図り、収益の最大化を進めております。しかしながら、配信許諾ライセンスのさらなる高騰により、投下資本の回収が困難なケースが増えた場合は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (コンテンツ制作の取り組み) 当社グループでは、今後、多様化するメディアの中で、制作したコンテンツのテレビ放送での利用は、ゲーム・商品化・映画・舞台等様々な利用方法と並列と捉えてマネタイズを組み立てる必要があり、IP(知的財産)の構築及び確保が重要であると考えております。当初より様々な利用を前提とし、権利処理関係においてより上流に位置することになるIPの構築には、これまでのテレビ放送を前提としたコンテンツ制作とは異なるケースも多々発生し、構築までに時間と費用がかかる場合があります。今後、当社グループの収入源の多様化を図るためにもIPを構築し確保することは重要でありますが、想定した通りのIPの構築が進まない場合、あるいはIPの構築に想定以上のコストが必要となった場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 番組制作においては、働き方改革の促進に伴い、クラウド上での編集システムの検討など効率化に取り組んでおります。しかしながら、現状の番組クオリティを維持するためには、スタッフの人員増や編集システムへの投資など、費用が増加する傾向にあります。 また近年、SNS等のインターネットメディアの拡大に伴い、テレビ番組以外の制作物も増加しております。その対応のための人材確保や外部リソースの活用などを推進しておりますが、業種を問わずニーズが高い分野のため、優秀な人材を確保できない場合や確保できたとしても高コストになってしまうことも想定されます。計画的な設備投資、人材の採用を行い、コスト抑制に努めてまいりますが、想定を超える技術革新、人件費の高騰が進んだ場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 映画・イベント等への展開に関しては、慎重にシミュレーションを行った上で、投資判断を行っております。しかしながら、実際の映画の興行収入や劇場公開後の二次利用収入・イベントチケット販売収入や関連グッズなどの物品販売収入等がシミュレーション通りの収益を確保する保証はなく、当初計画した収益を確保できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (著作権等の知的所有権) 当社グループの制作するテレビ番組は、原作者、脚本家、音楽の作詞・作曲者、レコード製作者、実演家等多くの人々(以下、「著作者等」という。)の知的・文化的な創作活動の成果としての著作権や著作隣接権(以下、「著作権等」という。)が密接に組み合わされた創作物です。著作権法は、その第1条においてこれらの創作活動を行う著作者等の権利を定め、その公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、文化の発展に寄与することを目的としています。 当社グループは制作したテレビ番組を、地上波テレビ放送や動画配信、BS・CS等の衛星放送、DVD / Blu-ray Disc等によるパッケージメディア化、海外への番組販売等によるグローバル展開、番組キャラクター等のマーチャンダイジングや出版化等によりマルチユース利用することで収益を獲得しております。この際、様々な著作者等が保有する著作権等に十分配慮しつつ展開することが求められます。 しかしながら、当社グループの制作するテレビ番組は、原則として日本国内における地上波放送や衛星放送を前提として著作者等から著作権等の利用を許諾されており、これら以外への利用に際しては別途許諾が必要なテレビ番組が存在します。このため、テレビ番組をインターネット等の新たなメディアでマルチユース利用する場合や、海外展開をしていく上で、予め著作者等の許諾を得るか、放送と並行して、あるいは放送後に著作者等の許諾を再度取得することが必要不可欠となります。これらの権利処理には多くの時間と費用が必要となる可能性があります。当社グループでは、新たに番組を制作する際には予めマルチユース利用を前提とした著作権等の許諾を得て制作を進めていくほか、これまでに制作した番組については、必要に応じて適切に著作者等から著作権等の許諾を取得する作業を行い、コンテンツのマルチユースがスムーズに進められるよう心掛けております。 万が一、当社グループが著作者等に対し、不適切な対応を行った場合には、放送等の差し止め要請や損害賠償請求を受ける可能性があります。このような場合には、収益の大幅な減少・訴訟等に伴う費用の大幅な増加等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② メディア (地上波テレビ放送の媒体価値と収益性) 当社グループの主たる事業であるコンテンツ・メディア事業は、地上波テレビ広告枠の販売による地上波テレビ広告収入に依存しており、当連結会計年度における地上波テレビ広告収入は総売上高の47.8%を占めています。一般に、広告市況は経済のマクロ動向と連動する傾向があり、日本国内においては、少子高齢化と人口減少により大きな市場の伸びが期待できない状況です。これらに加え、メディアの多様化やデジタル広告市場拡大等の外部環境の変化により、地上波テレビ放送事業は厳しい状況に晒されており、広告価値において地上波テレビ放送が有してきた全国ネットワークによるマスへのリーチといった絶対的優位性の維持・確保が課題であると認識しております。 当社グループとしましては、視聴者から支持される番組を作り続けることにより、視聴率・視聴質の維持・向上に努め、全国ネットワーク体制を維持・強靱化し、今後厳しさが増すと予想される市場環境の中でも、地上波テレビ広告市場におけるシェアを拡大することで地上波テレビ広告収入の確保に努めております。これに加え、地上波広告でインターネット広告と同様のリアルタイムなプログラマティック取引を実現するアドプラットフォーム「Ad Reach MAXプラットフォーム」(以下、「アドリーチマックス」)の運用開始などで、地上波テレビ広告の高度化と価値の維持、広告体験の向上に努めております。広告の効果分析に対するニーズに対しては、非特定データ基盤の構築を目指し、獲得したデータの有効な処理や活用のためのデータサイエンティストの確保などを推進しております。また、視聴データの整備を進めると同時に、さらに広告価値を高める方法についても引き続き研究を行っております。 しかしながら、今後の日本経済のマクロ動向や広告市場の動向により、地上波テレビ広告収入が大幅に縮小し、かつ、地上波テレビ広告収入の落ち込みを補う非放送広告収入を創出できなかった場合は、当社グループの存続に関わる、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (メディアの多様化) 通信環境の進化とともにスマートフォンやタブレット端末、コネクテッドTVが広く普及して視聴スタイルが多様化し、テレビのみならず様々なメディア間でユーザーの可処分時間の奪い合いが激しさを増しております。当社グループは、地上波・BS・CSの3波協業を皮切りに、2014年4月にアメリカの動画配信会社 Hulu,LLC の日本市場向け事業(定額制動画配信サービス「Hulu」の運営)を承継し、SVOD(Subscription Video On Demand:定額動画配信)事業に参入し、現在はTVOD(Transactional Video On Demand:都度課金型動画配信)事業に加え、2025年度より電子コミック事業も開始しております。また、「日テレ無料!(TADA)by日テレオンデマンド」において、2014年度より放送事業者として初めて、一部放送コンテンツで広告付き無料見逃し配信(キャッチアップ)のサービスを開始し、インターネット環境下での放送コンテンツ視聴のBtoB事業化に着手、2015年には民放公式テレビポータル「TVer」をスタートし、AVOD(Advertising Video On Demand:広告付き無料動画配信)事業も順調に成長しております。 当社グループといたしましては、今後も地上波テレビ放送にとどまらず多様化するメディアに積極的に参入するとともに、積極的に競争力のあるコンテンツを創出あるいは獲得し、供給することで事業の拡大を図り、収益源の多様化を進めてまいります。 しかしながら、これらの事業は成長分野であるとともに、豊富な資金力を有する外資系企業が参入するほか、国内配信事業の統合など競争環境は年々厳しくなっております。事業が想定通りに伸長しない場合や、ネットワークインフラと端末の高機能化等により、市場を取り巻く環境が大きく変容する可能性もあります。このような場合には、投下資本の回収が困難となり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) ウェルネス事業 当社グループは、2014年12月に総合スポーツクラブ事業を営む㈱ティップネスを連結子会社化し、ウェルネス事業を展開しています。ウェルネス関連の市場規模は拡大傾向にあるものの、新規事業者の参入などにより事業の競争環境は厳しさを増しております。㈱ティップネスは従来の総合型スポーツクラブ「ティップネス」や24時間営業のトレーニングジム「FASTGYM24」、心地いい居場所を提供するカフェ併設型ジム「MiiBA」を展開し、顧客層の獲得へ取り組んでおります。また、2020年3月には水泳スクールを営む㈱ジェイエスエスを関連会社とし、㈱ティップネスとのシナジーも含め、本セグメントにおけるスクール事業の強化に努めております。 しかしながら、スポーツ施設の運営において、同業他社や他のスポーツ関連サービス等との競合により会員を計画通りに確保できない場合や、価格競争により平均単価が低下した場合、あるいは賃貸契約を更新できずに店舗を閉鎖せざるを得ない場合には、安定的な収益が得られない可能性があります。また、新規出店やリニューアルなどには、規模に応じた投資を要するため、会員の確保が計画通り進まない場合には投下資本の回収が困難になる可能性があります。特に昨今では、コロナ禍において減少した会員数の回復に時間を要しております。当社グループといたしましては、不採算店舗の閉鎖も実施しつつ、コスト構造の見直しを通じて収益性の回復を図るほか、デジタル化を通じた新規事業の創出やデータの活用を通じ、健康ニーズに迅速・的確に応えるコンテンツ・サービスの開発に取り組んでまいります。しかし、引き続き会員数の回復が見込めない場合や想定外の多額の費用投下が必要になった場合などには、収益の大幅な減少やさらなる不採算店舗の閉鎖コストの発生、固定資産のさらなる減損リスクが発生するなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3) 不動産関連事業 ① 番町再開発事業 当社グループは、汐留及び番町地区等において不動産賃貸事業を計画、実施しており、保有地の活用検討を進めております。 当社グループといたしましては、建設費の高騰等を想定し、できる限りコストコントロールに努めた上で事業を進めてまいりますが、予期せぬ事情により今後の計画に何らかの影響が及んだ場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 太陽光発電事業 当社グループは、クリーンエネルギーの創生を、環境に配慮した社会的に意義のある取り組みと位置付け、熊本県に営農型太陽光発電所を稼働させております。当該発電所につきましては、電力会社との固定価格買取制度に基づく契約を締結することで安定的な収益確保に努めております。なお、2025年度には営農型太陽光発電における作物を椎茸から榊へ変更し、営業リスクの低減を図りました。 一方で、今後も合理的な理由に基づく電力会社からの出力抑制等により、計画どおりの電力買取が行われない可能性があります。また、営農の継続性に疑義が生じ、発電所から撤退する場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4) M&A 当社グループは、2025年度から2027年度を計画期間とする中期経営計画2025-2027において戦略的投資と戦略費投下を合わせた成長投資枠を1,000億円とし、コンテンツ・グローバル領域、ウェルネス領域、新規事業領域を対象にM&A等の戦略的投資を行ってまいります。しかしながら、M&Aについては、適切な候補先が見つからない場合や、条件に合致しないなどの理由により、当社グループの想定通りに取引が進まない可能性があります。 M&Aを行うにあたっては、事前に対象企業の財務内容や契約関係等について詳細なデューデリジェンスを行い、十分にリスクを回避するように努めていますが、対象企業に偶発債務の発生や未認識債務の判明など事前の調査で把握できない問題が生じる可能性も否定できません。 また、M&Aにおいては、対象企業とのシナジー効果を含んだ金額での合併・買収価額となることが通常であるため、事前段階から綿密な統合計画を作成し、合併・買収後において、速やかに統合計画を実行することにより、早期のシナジー発現を目指しております。しかしながら、合併・買収後に重要な役員・従業員の退職や取引先との関係悪化といった躓きが生じた場合や、事業環境の変化その他の理由により統合後の事業展開が計画通りに進まず、シナジー効果が発現できない場合には、のれん等の減損リスクが発生するなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5) 人材・組織・制度 ① 人材の確保及び人材の育成 当社グループが事業活動を行う上で、人材の確保は重要な課題と捉えています。様々なプラットフォーム・デバイスや海外に向けたコンテンツ制作等、現在の事業をさらに拡大するために、また、新たなビジネス・サービスを創出するためには、それぞれに必要なスキルを有した人材が不可欠です。しかしながら、昨今、労働需要がひっ迫し、労働力及び人材の確保が難しくなってきております。また、DXやAIがますます重要になり、デジタル技術を用いた新規サービス・業務改善につながるシステム等を開発するエンジニアや、獲得した大量のデータを適切に分析・活用できるデータサイエンティストに対するニーズが一段と高まってきております。当社グループにおきましても、このような「デジタル系人材」を獲得することが非常に重要と考えておりますが、様々な業界・企業が求める人材であるため、採用は容易ではありません。 当社グループでは、テレワークやコミュニケーションツールの活用をはじめとした働き方改革に全社を挙げて取り組み、社員や協力スタッフにとって働きやすい環境の整備に努めることで、人材の確保に注力しております。さらに、キャリア採用の強化等で多彩な人材を迎え入れ、当社グループの一番の強みであるコンテンツ制作力を強化するとともに、海外戦略や新規事業にも積極的に取り組んでおります。このほか、経理等の重要な管理部門においても、専門スキルを有する「コーポレート人材」を継続して採用するなどし、ガバナンス機能の強化に努めております。 これらに加え、優秀な人材の永続的な確保という観点では、社員の流出を防ぐことも重要であると考え、より働きやすい環境を目指して絶えず制度を改善しております。また、女性が働きやすい職場作りに注力しており、出産を経た女性が復職しキャリアを積み上げていくことが可能な環境を整えております。 人材の確保のみならず、人材の育成も事業の成長において重要な要素であると考えております。当社グループでは、業務に必要なスキル・知識、マネジメント能力等の習得に向けて、OJT(On-the-Job Training)を軸とした育成に加え、Off-JT(Off-the-Job Training)の機会を増やしております。また、部署の横断プロジェクトの立上げや社内あるいはグループ内外の人事交流を深めること等を通じて、優秀な人材の育成に努めております。評価制度を充実させるとともに、報酬については成果・業績に基づく賃金体系を導入しており、社員のモチベーション及びパフォーマンス向上に取組んでおります。 しかしながら、労働力・人材を十分に確保できなかった場合、また労働関係の法令や制度の改正等により人材に関わる費用が増加する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 組織及び人材の活用 当社グループでは、人的資本を活かす上で、適切な組織の構築と適材適所の人材の配置が重要であると考えております。組織においては、当社グループが創り出すコンテンツの価値最大化とDXを実現するための組織改編や、ウェルネス事業を強力に推進・統括する部署の創設、社内ベンチャーとして誕生した事業の分社化等、既存事業の強化と新規事業の創出等に向けて、適切な組織の構築に努めております。また、会計システムにおける伝票の申請・承認・保管及び受取請求書の電子化、クラウドサービスの導入等ITテクノロジーの活用、社内横断プロジェクトを通じた業務のボトルネックの改善等、業務の効率化を図り、余裕が生じた労働力を新規事業に充当することにより、事業の拡大に努めております。 しかしながら、人的資本が有機的に機能しない事態に陥った場合、企業活動が停滞し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 なお、2[サステナビリティに関する考え方及び取組]では「人的資本(人材の多様性を含む。)に関する取組と指標及び目標」に関する記載、第4[提出会社の状況]の5[従業員の状況等]では「人材戦略に関する基本方針等」に関する記載がありますので併せてご覧ください。 (6) 保有資産 ① 保有不動産の価値低下 当社グループは、事業の用に供する様々な不動産を保有しております。このうち、汐留地区にある本社ビル「日本テレビタワー」及び番町地区に保有する不動産は、コンテンツ・メディア事業及び不動産関連事業に供している資産で、当連結会計年度末における汐留地区の「日本テレビタワー」及び番町地区の保有不動産の帳簿価額は合わせて、2,072億9千8百万円(建物及び構築物と土地の合計額)であり、当社グループの総資産の16.2%を占めております。 当連結会計年度末現在、汐留地区の「日本テレビタワー」及び番町地区の保有不動産に関して減損の兆候は認識しておらず、将来における回収可能性はあるものと認識しており、当面、減損の兆候を認識するような事態にはならないと考えております。しかしながら、将来において、経営環境の著しい悪化等により当社グループの収益性や営業キャッシュ・フローの大幅な悪化が見込まれた場合や、地価が著しく下落した場合、保有する不動産に対して減損損失を計上する必要があるため、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 ② システムの開発・投資 当社グループは、放送事業における基幹システムの更新・改修に加え、動画配信事業におけるシステムの開発、さらにはAIやクラウドを利用する番組制作システムや業務システム、AIを用いた映像や音声のコンテンツ解析など、次世代技術を含めた開発・新規投資を行っております。加えて、新規に事業を開始する際には新たに対応するシステムの構築が必要となる場合もあります。事業の効率性を高め、競争力のあるサービスを提供するためには、これら様々なシステムの重要性はますます高まっています。 必要と認められるシステムは、初期費用、ランニング費用、その後の必要な改修費用等を慎重にシミュレーションし、外部ベンダーへの依頼やグループでの内製及びクラウドサービス等の利用により、システム開発及び改修の必要性を精査することでコストコントロールに努めて構築しております。加えて、アジャイル開発も導入し、変化に耐えうる開発を推進しています。 しかしながら、近年の技術革新のスピードや消費者ニーズの変化はとても速く、当初の予想を超えて開発・投資した技術やシステムが陳腐化する等、当初計画値以上の再投資が必要になる場合、さらに投資額に見合った収入の確保あるいは業務の効率化が見込めない場合には、固定資産の減損及び減価償却費の増加等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、近年ではサイバー攻撃の手口が高度化・巧妙化していることから、各種システムのセキュリティリスクは年々高まっています。当社グループとしても様々な高度なセキュリティ対策を講じていますが、これらを超える新たなセキュリティ上の脅威が発覚し、その対策として多額の投資が発生した場合、あるいは個人情報や営業上の機密の漏洩をはじめとするリスクが顕在化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 保有有価証券 当社グループは、事業上の結びつきまたは資金運用を目的とし、複数の会社・組合及び債権等に投資を行っています。一方で、当社グループは、保有有価証券等の評価に当たり、会計基準に則した社内ルールを設定し、減損処理等の必要な措置を適宜施し、投資先企業の業績や市場での取引価額が当社グループの業績に適切に反映されるよう厳格に運用しています。 新規の投資案件に関しては、リスク及びリターンを充分に考慮し、投資判断を行っています。また、保有している有価証券等につきましても、投資先との関係、取引状況、協業機会、シナジー効果及び市場の動向や投資先企業の業績並びに時価を定期的にチェックし、最大限の収益獲得に努めています。しかしながら、これらの投資先企業の業績や市場動向を確実に予想することは困難であり、将来的に当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (7) 法的規制等 ① 認定放送持株会社に対する法的規制 認定放送持株会社は、放送法による認定を受けることで、複数の地上波放送局とBS放送局及びCS放送局を子会社として保有することが認められています。当社は日本テレビ放送網㈱、㈱BS日本、㈱CS日本を子会社とする認定放送持株会社として認定を受けています。今後、認定放送持株会社の資産に関する基準等、放送法で定める基準を満たさなくなった場合には、認定の取り消し(放送法第166条)を受ける可能性があります。仮に認定の取り消しを受けた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 また、放送法で定める外国人等が直接及び間接に占める議決権の割合が、当社の議決権の20%以上となる場合には、認定放送持株会社としての認定が取り消されることになります。このため、このような事態に至る場合は、放送法に基づき、外国人等が取得した当社株式につき、株主名簿への記載または記録を拒むことができ、その議決権は制限されることとなります。 ② テレビ放送事業者に対する法的規制 当社グループの主たる事業であるコンテンツ・メディア事業におけるテレビ放送は、「放送法」及び「電波法」等の法令による規制を受けています。 このうち、放送法は放送の健全な発展を図ることを目的とし、番組編集の自由や放送番組審議機関の設置、BS・CS放送等の衛星基幹放送の業務の認定に関する基準等を定めています。また、電波法は電波の公平且つ能率的な利用を確保することによって、公共の福祉を増進することを目的としています。電波法第4条は電波を送信する「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。」、電波法第13条では「免許の有効期間は、免許の日から起算して五年を超えない範囲内において総務省令で定める。」など、地上基幹放送の免許を定めています。当社グループのテレビ放送事業については、当社が1952年7月31日に我が国初のテレビ放送免許を取得し、それ以来、放送局の再免許を受けてきました。2012年10月1日には認定放送持株会社化した当社に代わって、子会社の日本テレビ放送網㈱が同日免許を承継し、現在に至っております。また、㈱BS日本、㈱CS日本につきましてはそれぞれ衛星基幹放送の業務の認定を受けており、放送法等の法令による規制を受けています。 所定の事態が生じた場合における総務大臣の権限として、衛星基幹放送に関しては放送法の「業務の停止」(第174条)や「認定の取り消し等」(第103条、第104条)、地上基幹放送に関しては電波法の「電波の発射の停止」(第72条)や「無線局の免許の取り消し等」(第75条、第76条)を定めております。当社グループは、こうした事態が生じることのないよう常に公平・公正さを保ち、信頼される番組作りを心掛け、放送の社会的使命を果たしていく所存です。具体的には視聴者センターを設け、視聴者の皆様の声を伺い番組作りに役立てるほか、考査部や番組審議会を組織し、定期的に放送番組をチェックすることで放送倫理を保つことを心掛けます。しかしながら、仮に放送法や電波法に反するような状態が生じ、放送事業の免許や認定の取り消し等を受けた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 ③ 個人情報の取り扱い 当社グループでは、動画配信サービスや通信販売事業、スポーツクラブ事業等のサービスを展開するにあたり、顧客の氏名、住所、電話番号などの基本情報に加え、口座情報などを扱うほか、放送事業においては番組の観覧者や出演者などの個人情報を取り扱っております。これらの個人情報は、当社グループの事業運営に際し必要不可欠な資産であると認識しておりますので、当社グループとしては、全ての方々に安心して個人情報を預けていただける体制を整備することが重要と考えます。このため、個人情報の安全な管理のための社内体制を構築するとともに、従業員等に対する研修を行い、個人情報保護についての周知啓発を徹底するほか、情報セキュリティの強化にも注力しております。 その一方で、デジタル社会の進展に伴い、個人情報が様々な形で利活用される昨今、個人情報を取り扱う事業者に課せられる責任は増しています。情報管理の脅威となるサイバー攻撃の手口も一層高度化・巧妙化し、個人情報のさらなる適正管理が求められることから、個人情報の保護に関する法律及びこれ関連するガイドライン、その他業界の自主ルール等による規律を的確に把握した上で、これらに適切に対応する必要があります。万一、不正アクセスまたは不正利用などのインシデントにより当社グループが保有する個人情報が漏洩した場合、または関連法規等の遵守状況が十分でない場合、当社グループの情報管理に対する信頼性が低下し、各事業の円滑な遂行に影響を及ぼすおそれがあるとともに、損害賠償責任等の発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 (8) 災害及び感染症等 ① 自然災害・気候変動等 我が国は元来、地殻変動や火山活動が発生しやすい地理特性にあり、地震・津波や噴火及びそれに伴う事故といった大きな被害が度々発生しております。これに加え、近年、地球温暖化に伴う異常気象の影響もあり、大型台風や局所的な集中豪雨といった風水害の危険性も高まってきております。 日本テレビ放送網㈱等は放送法により「暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生し、又は発生するおそれがある場合には、その発生を予防し、又はその被害を軽減するために役立つ放送をするようにしなければならない」と災害時の放送を義務付けられております。当社グループは、報道機関としてこのような有事の際に、携わる社員・スタッフの安全を確保しつつ、国民の皆さまにいち早く正確な情報を伝達する使命を有しております。大規模災害が発生し、報道特別番組等を放送する場合には、事前に予定されていたCM放送を休止することがあるほか、被害状況によっては、当社グループの放送設備が被災し、テレビ放送自体に支障が生じる可能性があります。 当社グループではこのような大規模災害時でもテレビ放送を続けられるよう、番町地区に耐震性が高くBCPに対応したスタジオ棟を建設する等の対策を講じております。また、首都圏が甚大な被害に見舞われ、東京地区からのテレビ放送が困難な事態に陥った場合には関西地区からの放送が実施できる仕組みを整えることで放送の継続を可能とする体制を築いております。 このほか、テレビ放送以外の事業におきましても、保有または利用する設備等が被災した場合、あるいは携わる社員・スタッフが何らかの被害にあった場合でも事業への影響を最小限に抑えられるよう、様々なケースを想定してシミュレーションを行い、対策を講じております。 しかしながら、想定以上の事態が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 なお、気候変動に関しましては、2[サステナビリティに関する考え方及び取組]「○ガバナンス及びリスク管理 ②リスク管理」及び「(1) 気候変動問題に関する重要な戦略並びに指標及び目標」に記載しております。 ② 新型コロナウイルス感染症を含む感染症の拡大等 新型コロナウイルス感染症を含む感染症の拡大等により、テレビ広告収入への影響や公開映画・イベント等の延期・中止、スポーツクラブの時短営業やテーマパークの入場制限などの影響が広範囲に及ぶことが想定されます。これらにより、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要、及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成には、予想される将来のキャッシュ・フローや経営者の定めた会計方針に従って財務諸表に報告されている数値に影響を与える項目について、経営者が見積りを行うことが要求されます。しかしながら、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5「経理の状況」の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にて記載しておりますが、経営者による見積りを要する主な会計方針及びそれらに内在する見積り要素は下記のとおりです。 なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは第5「経理の状況」の連結財務諸表の「重要な会計上の見積り」に記載しております。 ① 貸倒引当金の計上 売上債権等の貸倒損失に備えるため回収不能となる見積額を貸倒引当金として計上しております。将来、債務者の財務状況等が悪化し支払能力が低下した場合、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。 ② 棚卸資産、番組勘定の評価 棚卸資産、番組勘定は、評価基準として原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用しております。市場の需給動向や回収可能額を超える番組制作費の発生等により、棚卸資産、番組勘定の収益性が低下した場合、評価損の計上が必要となる可能性があります。 ③ 繰延税金資産の回収可能性 繰延税金資産の回収可能性を評価するに際しては将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積り額が減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ④ 退職給付に係る負債及び退職給付費用の算定 退職給付に係る負債及び退職給付費用は、数理計算上使用される前提条件に基づいて算定されております。これらの前提条件には、長期的な金利水準、将来の給付水準、退職率等が含まれますが、実際の結果が前提条件と異なる場合又は前提条件が変更された場合、退職給付に係る負債及び退職給付費用に影響を与える可能性があります。 ⑤ 固定資産の減損処理 固定資産については、資産グループの回収可能価額が帳簿価額を下回った場合に、その差額を減損損失として計上しております。回収可能価額は、正味売却価額と使用価値のいずれか大きい方としていることから、不動産取引相場や賃料相場が変動した場合や固定資産の収益性が低下した場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 ⑥ 投資の減損処理 所有する有価証券、投資有価証券及び出資金の投資価値の下落が一時的ではないと判断した場合、合理的な基準に基づいて減損処理を行っております。将来の市況悪化や投資先の業績不振など、現在の投資簿価に反映されていない損失が発生するなどにより投資簿価の回収が困難となった場合、評価損の計上が必要となる可能性があります。 (2) 経営成績の概要・分析 当連結会計年度における我が国の経済を概観すると、景気は緩やかに回復しており、先行きについても雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、中東情勢の影響を注視する必要があります。また、金融資本市場の変動の影響や米国の通商政策をめぐる動向などに注意する必要があります(政府「月例経済報告」2026年3月)。 こうした経済環境の中、2025年の日本の総広告費(暦年、㈱電通調べ)は、8兆623億円(前年比+5.1%)と4年連続で過去最高を更新しました。このうち地上波テレビ広告費は1兆6,333億円(△0.1%)となりました。インターネット広告費は4兆459億円(+10.8%)と引き続き好調に推移し、このうちテレビ番組の見逃し配信やリアルタイム配信サービスなどテレビメディア放送事業者が主体となったインターネット動画配信の広告費である「テレビメディア関連動画広告費」が805億円(+23.3%)と引き続き大きく伸長しました。 テレビメディア広告費(関連動画広告費含む)とインターネット広告費(暦年) (単位:億円) 2022年   2023年   2024年   2025年 テレビメディア広告費   18,019   17,347   17,605   17,556 (うち地上波テレビ関連)   16,768   16,095   16,351   16,333 インターネット広告費   30,912   33,330   36,517   40,459 テレビメディア関連動画広告費   350   443   653   805 (㈱電通調べ「2024年/2025年 日本の広告費」) このような状況の下、当社グループは、在京キー局間の2025年の年間の平均個人視聴率では、ゴールデン帯(19時~22時)でトップを獲得しました。また、平均コア視聴率(男女13歳~49歳)では、全日帯(6時~24時)・プライム帯(19時~23時)・ゴールデン帯(19時~22時)のすべてでトップとなり、年間は13年連続・年度は14年連続で「コア視聴率三冠王」を獲得しました。 日本テレビの年度平均個人視聴率と在京キー局間の順位(関東地区個人視聴率) 2022年度   2023年度   2024年度   2025年度 全日帯   3.6%   (1位)   3.5%   (1位)   3.4%   (2位)   3.3%   (2位) プライム帯   5.4%   (2位)   5.2%   (2位)   5.0%   (2位)   4.7%   (2位) ゴールデン帯   5.8%   (1位)   5.6%   (1位)   5.3%   (1位)   5.1%   (2位) (㈱ビデオリサーチ調べ) 日本テレビの年度平均コア視聴率と在京キー局間の順位(関東地区コア視聴率) 2022年度   2023年度   2024年度   2025年度 全日帯   2.9%   (1位)   2.6%   (1位)   2.4%   (1位)   2.2%   (1位) プライム帯   4.7%   (1位)   4.3%   (1位)   3.9%   (1位)   3.6%   (1位) ゴールデン帯   4.9%   (1位)   4.5%   (1位)   4.1%   (1位)   3.8%   (1位) (㈱ビデオリサーチ調べ) 当連結会計年度における当社グループの売上高は、スポット収入やデジタル広告収入が好調であったほか、ドラマ制作受託等のコンテンツ制作収入や、イベント事業等の興行収入が増収となったことなどにより、前連結会計年度に比べ225億3百万円(+4.9%)増収の4,844億1千8百万円となりました。 売上原価と販売費及び一般管理費を合わせた営業費用は、スポット収入の増加に伴い代理店手数料が増加したことや、コンテンツ制作収入及び興行収入の増収に伴う売上原価増などにより、前連結会計年度に比べ80億8千7百万円(+2.0%)増加の4,150億8千5百万円となりました。 この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ144億1千5百万円(+26.2%)増益の693億3千2百万円、経常利益は163億5千7百万円(+24.9%)増益の820億8千1百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は107億6千6百万円(+23.4%)増益の567億6千7百万円となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりです。 (コンテンツ・メディア事業) a.広告事業 地上波テレビ広告収入のうちタイム収入は、レギュラー番組セールスが前年度並みの水準を維持したものの、「パリ2024オリンピック」などの反動により、前連結会計年度に比べ9億3千万円(△0.9%)減収の1,041億9百万円となりました。スポット収入は、地区投下量が前連結会計年度を上回ったことに加えて、在京キー局の中で高いシェアを獲得したことにより、107億1千2百万円(+9.2%)増収の1,276億3千7百万円となりました。 BS・CS広告収入は、前連結会計年度に比べ1億6千6百万円(+1.1%)増収の159億3千7百万円となりました。 デジタル広告収入は、民放公式テレビ配信サービス「TVer」における動画広告セールスが好調に推移し、前連結会計年度に比べ13億6千7百万円(+13.0%)増収の118億9千万円となりました。 以上より、広告事業の売上高は、前連結会計年度に比べ113億1千6百万円(+4.6%)増収の2,595億7千5百万円となりました。 b.コンテンツビジネス コンテンツ販売収入は、前連結会計年度に比べ4億8千8百万円(△0.5%)減収の927億4千8百万円となりました。 コンテンツ制作収入は、㈱ムラヤマにおける各種施設案件の受注が堅調だったことや、ドラマの制作受託収入の増加などにより、前連結会計年度に比べ56億8千4百万円(+19.6%)増収の347億4千7百万円となりました。 その他の収入は、前連結会計年度に比べ21億8千2百万円(+20.6%)増収の127億8千7百万円となりました。 以上より、コンテンツビジネスの売上高は、前連結会計年度に比べ73億7千7百万円(+5.6%)増収の1,402億8千2百万円となりました。 c.物販事業 物販事業における物品販売収入は、la belle vie㈱でのアパレル商材の販売が好調に推移したことなどにより、前連結会計年度に比べ6億3千4百万円(+1.9%)増収の340億4千7百万円となりました。 d.イベント・テーマパーク事業 興行収入は、イベント事業において舞台「となりのトトロ」や「久石譲コンサート2025」、「ジブリの立体造型物展」などが好調であったことにより、前連結会計年度に比べ23億円(+14.7%)増収の179億8千5百万円となり、イベント・テーマパーク事業の売上高は、前連結会計年度に比べ23億9千3百万円(+14.6%)増収の187億5千1百万円となりました。 この結果、コンテンツ・メディア事業の売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含め、前連結会計年度に比べ217億6千8百万円(+5.0%)増収の4,528億8千8百万円、営業利益は前連結会計年度に比べ149億2千4百万円(+28.6%)増益の671億1千4百万円となりました。 コンテンツ・メディア事業の外部顧客への売上高の内訳は次の表のとおりです。 当社グループにおける地上波テレビ広告収入は、漸減傾向が続くタイム収入に対して、2025年度はスポット収入の増加によって全体として増収となっています。 引き続き、地上波テレビ広告収入の在京キー局間トップを継続しながら、媒体力を明確に示す為のデータ活用や、クライアントのニーズに即したセールス改革を通じて、テレビ広告の価値向上に努めてまいります。 また、デジタル広告収入においては、動画配信市場の拡大が続く中で、民放公式テレビポータル「TVer」での増収を継続しております。 加えて、スタジオジブリ作品の海外展開や、グローバル配信事業者に向けたドラマセールスなど、収益基盤の多角化に努めております。 当社グループは、2025年5月に公表した中期経営計画における「日テレ、開国! Gear up, go global」をスローガンに、海外市場を強く意識した企画・制作体制を推進し、海外市場での売上拡大を実現してまいります。 外部顧客への売上高(コンテンツ・メディア事業) (単位:百万円) 2022年度   2023年度   2024年度   2025年度 広告事業   地上波テレビ広告収入   タイム   111,392   105,153   105,039   104,109 スポット   120,343   113,874   116,925   127,637 計   231,735   219,027   221,964   231,746 BS・CS広告収入   15,184   14,975   15,771   15,937 デジタル広告収入   5,155   6,860   10,522   11,890 小計   252,076   240,863   248,258   259,575 コンテンツビジネス   コンテンツ販売収入   73,716   79,771   93,237   92,748 コンテンツ制作収入   22,006   24,235   29,062   34,747 その他の収入   7,975   9,345   10,604   12,787 小計   103,698   113,351   132,905   140,282 物販事業   物品販売収入   18,095   23,304   33,412   34,047 イベント・テーマパーク事業   興行収入   9,879   14,540   15,685   17,985 不動産賃貸収入   608   676   672   765 小計   10,487   15,216   16,357   18,751 合計   384,358   392,736   430,934   452,656 (ウェルネス事業) スポーツクラブ運営による施設利用料収入を主とするウェルネス事業の売上高は、月会費収入やキッズ会費収入の増加などにより、セグメント間の内部売上高又は振替高を含め、前連結会計年度に比べ9億1千万円(+3.4%)増収の276億6千5百万円となったものの、7千2百万円の営業損失となりました(前連結会計年度は1億8千7百万円の営業利益)。 (不動産関連事業) 汐留及び番町地区を主とする不動産関連事業の売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含め、前連結会計年度に比べ2千4百万円(+0.2%)増収の115億5千4百万円となりました。営業利益は、前連結会計年度に比べ3億9百万円(△7.0%)減益の41億3千6百万円となりました。 なお、当連結会計年度より、従来「メディア・コンテンツ事業」としていた報告セグメントの名称を「コンテンツ・メディア事業」に、「生活・健康関連事業」としていた報告セグメントの名称を「ウェルネス事業」に変更しております。この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。 (3) 財政状態の概要・分析 (資産) 流動資産は、現金及び預金の増加や、前払費用を含むその他流動資産の増加、1年内償還予定の公社債の振替による有価証券の増加などにより、前連結会計年度末に比べ276億8千9百万円増加し、3,795億2百万円となりました。 固定資産は、KANAMEL㈱の関連会社化を含む投資有価証券の取得や時価上昇に伴う投資有価証券の増加などにより、前連結会計年度末に比べ227億5千5百万円増加し、9,030億6千万円となりました。 この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ504億4千5百万円増加し、1兆2,825億6千2百万円となりました。 (負債) 流動負債は、未払金や未払費用の増加などにより、前連結会計年度末に比べ106億2千2百万円増加し、1,292億2千1百万円となりました。 固定負債は、長期借入金や退職給付に係る負債の減少などにより、前連結会計年度末に比べ2億6千8百万円減少し、1,222億5千8百万円となりました。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ103億5千4百万円増加し、2,514億7千9百万円となりました。 (純資産) 純資産は、取締役会決議に基づく自己株式の取得や、持分法適用会社に対する持分変動に伴う自己株式の増加があった一方で、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことによる利益剰余金の増加や、投資有価証券の時価上昇に伴うその他有価証券評価差額金の増加、非支配株主持分の増加などにより、前連結会計年度末に比べ400億9千万円増加し、1兆310億8千3百万円となりました。 なお、主要な自己資本比率の推移は下記のとおりです。 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   80.8   77.6   77.9   77.6 時価ベースの自己資本比率(%)   28.1   49.4   62.1   60.9 (4) キャッシュ・フローの状況の概要・分析並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は下記の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、607億8千1百万円となりました(前連結会計年度は478億9千8百万円の資金の増加)。これは主に、税金等調整前当期純利益870億2百万円や減価償却費の計上123億2千3百万円による増加があった一方で、投資有価証券売却損益83億4千6百万円の計上や法人税等の支払い265億1千3百万円による減少があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、275億2千7百万円となりました(前連結会計年度は263億7千5百万円の資金の減少)。これは主に、投資有価証券の取得による支出1,074億5千5百万円や有価証券の取得による支出300億円による減少があった一方で、有価証券の償還等による収入1,100億円や投資有価証券の売却による収入86億8千5百万円による増加があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、配当金の支払い103億1百万円や自己株式の取得による支出100億2百万円等により207億7千4百万円となりました(前連結会計年度は160億6千5百万円の資金の減少)。 以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末より113億1千2百万円増加し、1,295億5千1百万円となりました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性に係る情報は下記の通りです。 (基本的な考え方) 当社グループは2025年5月、経営理念を改定し、経営ビジョンを新しく定めるとともに、2025年度から2027年度を計画期間とする中期経営計画を策定いたしました。これは10年後にありたい姿としての経営ビジョン「コンテンツの力で、“世界”を変える。」実現に向け、強靭な地上波テレビネットワークを基盤とし、「日テレ、開国! Gear up, go global」をスローガンに、コンテンツ製作領域に注力することでグローバルコンテンツ企業への変革を推進する以下の取り組みと目標を示すものです。 (ア) グローバルコンテンツ企業への変革 (イ) IP(知的財産)創出にこだわったコンテンツビジネスの展開 (ウ) 企画開発におけるAIの活用、テクノロジーの積極的導入 (エ) 生活者に貢献するウェルネス事業の拡大 (オ) 1,000億円の投資枠設定による成長支援の加速 (カ) 報道の信頼性向上と社会課題解決への貢献 (キ) 資本政策・株主還元方針 中期経営計画2025-2027の詳細につきましては、「第2[事業の状況]1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等]をご覧ください。 また、株主還元の詳細につきましては、「第4[提出会社の状況]2[自己株式の取得等の状況]及び3[配当政策]」をご参照ください。 (経営資源の配分に関する考え方) 当社グループは、上記経営計画に従い、企業価値向上に資する経営資源の配分に努めてまいります。また、安定的な経営及び事業展開に伴う資金需要等に対して機動的に対応するため、十分な現金及び現金同等物を保有しております。特に報道機関としての使命を果たすべく、いかなる有事でも放送を継続し、従業員の雇用を維持するために一定程度の資金を継続保有することとしております。これらの事業活動等にかかわる資金以外につきましては金融情勢や流動性等を勘案しつつ、適切な金融商品にて運用してまいります。 (資金需要の主な内容と資金調達) 当社グループにおける資金需要の主な内容は、当社及び子会社が事業活動を行っていく上で必要な運転資金、投資枠設定による成長支援の加速に沿った投資資金、現有設備の更新を中心とした設備投資や当社グループの人的資本にかかわる投資資金、株主還元方針に沿った株主還元にかかわる資金及び有利子負債の返済資金等であります。 これらの資金需要につきましては、主に事業活動によって獲得する自己資金によって賄う予定ですが、加えて、一部の政策保有株式の縮減によって得た資金を充当する予定です。これらを超える資金需要が発生する場合には、当社グループを取り巻く環境や金融情勢等を勘案しつつ、当該時点で最適と考えられる方法により資金調達を行います。 (5) 生産、受注及び販売の実績 ① 制作(生産)実績 当社グループの主たる事業であるコンテンツ・メディア事業の大きな柱は地上波テレビ放送事業であり、下記に記載のプライム帯(19~23時)などの番組を中心にタイムテーブルを編成し、広告枠の販売を行いました。 当連結会計年度における日本テレビ放送網㈱の番組制作費は、レギュラー番組を中心にコストコントロールを行ったものの、祝祭性の高い大型特番やミラノ・コルティナオリンピックの編成等により、前連結会計年度に比べ18億1千万円(+2.1%)増加の895億2千6百万円となりました。 (主な地上波レギュラー番組) [プライム帯(19~23時)] (バラエティ他)       (ドラマ) 番組名       番組名 月   有吉ゼミ       水   4月期   恋は闇 世界まる見え!テレビ特捜部            7月期   ちはやふる-めぐり- しゃべくり007           10月期   ESCAPE それは誘拐のはずだった 月曜から夜ふかし           1月期   冬のなんかさ、春のなんかね 火   ヒューマングルメンタリーオモウマい店       土   4月期   なんで私が神説教 踊る!さんま御殿!!           7月期   放送局占拠 ザ!世界仰天ニュース           10月期   良いこと悪いこと X秒後の新世界(注)           1月期   パンダより恋が苦手な私たち 水   有吉の壁       日   4月期   ダメマネ! -ダメなタレント、マネジメントします- 千鳥かまいたちゴールデンアワー           7月期   DOCTOR PRICE 上田と女が吠える夜           10月期   ぼくたちん家 木   THE突破ファイル           1月期   パンチドランク・ウーマン -脱獄まであと××日- ぐるぐるナインティナイン 秘密のケンミンSHOW極 見取り図の間取り図ミステリー(注)        [情報・報道番組] 金   ニノさん       番組名 沸騰ワード10       月~金   ZIP! 金曜ロードショー               DayDay. 土   嗚呼!!みんなのどうぶつ園               ヒルナンデス! 1億人の大質問!?笑ってコラえて!               news every. with MUSIC               news zero 日   ザ!鉄腕!DASH!!       土       シューイチ 世界の果てまでイッテQ!       日   シューイチ Golden SixTONES           真相報道バンキシャ! (注) 当連結会計年度内に改編を行っております。 (主な地上波単発番組) [当連結会計年度]       [(参考)前連結会計年度] 番組名           番組名 5月   ワールドレディスチャンピオンシップ                  サロンパスカップ2025       5月   ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ2024 7月   THE MUSIC DAY 2025 わたしの歌 NNN参院選 zero選挙2025       7月   THE MUSIC DAY 2024 サプライズ 7~8月   パリ2024オリンピック 8月   24時間テレビ48「愛は地球を救う」 あなたのことを教えて        8~9月    24時間テレビ47「愛は地球を救う」 愛は地球を救うのか? 10月   NNN衆院選 zero選挙2024 12月   ヒロミの大晦日リホーム       12月   史上最大32名×超高額自腹!!ピタリでたら1000万円 大晦日もゴチになります!SP 1月   第102回東京箱根間往復大学駅伝競走       1月   第101回東京箱根間往復大学駅伝競走 2月   NNN衆院選 zero選挙2026 ミラノ・コルティナオリンピック 3月   MLB開幕シリーズ2025 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)    前年同期比(%) コンテンツ・メディア事業   646   22.1   2,882   52.1 ウェルネス事業   -   -   -   - 不動産関連事業   -   -   -   - 合計   646   22.1   2,882   52.1 (注) 当初に予想される契約期間が1年以内の契約については受注実績に含めておりません。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) コンテンツ・メディア事業   452,656   105.0 ウェルネス事業   27,202   103.0 不動産関連事業   4,560   99.7 合計   484,418   104.9 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.当社グループは、主要な顧客である広告主に対し、広告代理店を通じてテレビ広告枠の販売などを行っております。最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合を広告代理店別に示すと次のとおりです。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱電通   115,425   25.0   122,123   25.2 ㈱博報堂 ※   74,052   16.0   75,214   15.5 ※㈱博報堂及び㈱博報堂DYメディアパートナーズは2025年4月1日に㈱博報堂を承継会社とする吸収分割により統合しており、前連結会計年度は㈱博報堂DYメディアパートナーズへの販売実績を記載しております。 (6) 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2[事業の状況]3[事業等のリスク]」に記載のとおりです。 (7) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2[事業の状況] 1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等] (4) 中期経営計画 2025-2027 ①中期経営計画2025-2027定量目標」に記載のとおりです。

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出典

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