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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アインホールディングス

AIN HOLDINGS INC.9627 · Prime · 小売業

調剤薬局とドラッグストアを全国展開するヘルスケア小売グループ。処方箋調剤を軸に、コスメ・生活雑貨のリテールまで手がける。

概要

アインホールディングスは、北海道札幌市に本社を置く小売企業である。調剤薬局事業(ファーマシー事業)と化粧品・インテリア等のリテール事業を二本柱とし、2025年4月期の連結売上高は4568億円、営業利益169億円、従業員数は1万3009人。グループは子会社33社、関連会社3社で構成され、東京証券取引所プライム市場に上場している。

調剤薬局とコスメ・インテリアの二事業体制

アインホールディングスは、ファーマシー事業とリテール事業の二つを主力セグメントとする。ファーマシー事業は、処方箋に基づく調剤・投薬を提供する保険調剤薬局であり、2025年4月期の売上高は3847億円と全体の約84%を占める。子会社アインファーマシーズやファーマシィなど21社が各地で薬局を運営し、「かかりつけ薬局」として地域医療に貢献する。一方、リテール事業はコスメティックストア「アインズ&トルペ」と家具・インテリア雑貨の「Francfranc」を展開し、2024年8月にFrancfrancを子会社化したことで同事業の売上高は前期比96.2%増の610億円に拡大した。その他事業として化粧品販売や飲食料品販売、建物賃貸なども手掛けるが、収益規模は小さい。

M&Aによる事業規模の継続的拡大

同社は創業以来、M&Aを積極的に活用して事業領域を広げてきた。2007年にダイチク(現アイン北陸)やあさひ調剤(現アイン中央)を子会社化、2008年にはアインファーマシーズを完全子会社とした。2015年に持株会社体制へ移行し、2020年にはシダックス子会社を取得、2022年にはファーマシィホールディングスを子会社化した。最大の買収は2024年8月のFrancfrancで、家具・インテリア分野に進出した。2025年4月にはエーアンドエムを加え、グループ子会社は33社に達する。これらのM&Aにより、売上高は2012年4月期の1428億円から2025年4月期には4568億円へと3倍以上に拡大している。

2034年売上高1兆円を掲げる中長期計画

2025年3月、同社は中長期ビジョン「Ambitious Goals 2034」を発表した。2030年4月期に売上高7000億円、売上高純利益率4.0%、ROE13.0%を中間目標とし、2034年4月期には売上高1兆円、同利益率4.0%、ROE15.0%を目指す。ファーマシー事業では「規模と効率化で持続可能な次世代薬局を創出」、リテール事業では「洗練された価値を発信するコンセプトストアの追求」を掲げ、DX推進や人的資本投資を強化する。また、ESGへの取り組みとして、2025年にはMSCI ESGレーティングで「A」評価を取得し、健康経営優良法人(ホワイト500)にも2年連続で認定されている。

業界の中での役割は保険調剤薬局およびドラッグストアの運営会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6,478億円
営業利益
298億円
営業利益率
4.6%
純利益
173億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/4
事業売上構成比利益利益率
ファーマシー事業5,564億円85.9%358億円6.4%
リテール事業803億円12.4%65億円8.1%
その他の事業112億円1.7%1億円0.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01調剤薬局(保険調剤)主力

処方箋に基づく調剤・投薬サービスを患者に提供する保険調剤薬局事業。医療機関が発行する処方箋を受け付け、調剤や服薬指導を行う。医療費は患者自己負担分と公的医療保険(支払基金など)からの給付分により構成される。

主な製品・サービス1
調剤サービス
処方箋に基づく医薬品の調剤、投薬、服薬指導などの一連のサービス。保険調剤薬局として、医療費の一部を公的保険から受領する。

02リテール(コスメ・生活雑貨)準主力

コスメティックストアやライフスタイルショップを運営し、化粧品・日用品・生活雑貨を販売する。調剤薬局との併設や駅前立地などで、日常的な買い物需要を取り込む。

主な製品・サービス2
コスメティックストア
化粧品を中心に販売する店舗。調剤薬局に併設されることが多く、処方箋待ちの顧客を取り込む。
ライフスタイルショップ
生活雑貨や日用品を扱う店舗。健康関連商品やベビー用品なども展開する。

03その他(化粧品製造・賃貸等)副次

化粧品等の製造販売(アユーララボラトリーズ)、飲食料品販売、建物賃貸などの周辺事業。グループの専門性を活かした多角化事業。

主な製品・サービス2
化粧品
自社ブランドの化粧品を製造・販売。リテール事業で培った顧客基盤を活かす。
飲食料品販売
調剤薬局やリテール店舗で取り扱う健康食品や飲料などの販売。

製品と技術

処方箋調剤を中核とするファーマシー事業

同社の主要事業であるファーマシー事業は、医療機関が発行した処方箋に基づき医薬品を調剤し、患者に投薬・服薬指導を行う保険調剤薬局である。子会社アインファーマシーズを中心に、ダイチク、アイン中央、アイン信州、ファーマシィ、エーアンドエムなど21社が全国で薬局を運営する。調剤報酬は国民健康保険団体連合会や社会保険診療報酬支払基金から受領する。2025年4月期の同事業売上高は3847億円で、セグメント利益は243億円。近年は認定薬局制度やリフィル処方箋、オンライン服薬指導などの制度変化に対応し、公式アプリ「いつでもアイン薬局」を提供するなどDX推進にも注力する。また、子会社ホールセールスターズを通じジェネリック医薬品の卸売も手掛ける。

コスメティックストア「アインズ&トルペ」

リテール事業の一角を担う「アインズ&トルペ」は、化粧品・美容関連商品を中心に扱うコスメティックストアである。2002年10月に札幌市中央区の地下街に1号店を出店し、以降北海道内や首都圏、東北地方へ展開。薬局併設型の店舗も多く、調剤薬局との相乗効果を図る。商品構成は独自性を重視し、他のドラッグストアとの差別化を図っている。2025年4月期のリテール事業全体(Francfrancを含む)の売上高は610億円で、うちアインズ&トルペが主要な部分を占める。同社は実店舗とオンラインのオムニチャネル対応を進め、顧客の購買行動の多様化に対応している。

家具・インテリア「Francfranc」

2024年8月にグループ入りしたFrancfrancは、家具やインテリア雑貨の企画・製造・販売を一貫して行うブランドである。多彩なデザインと自由なスタイリングを強みとし、高付加価値な商品を提供する。同社のリテール事業において、アインズ&トルペとは異なる顧客層を取り込み、事業ポートフォリオの多様化に貢献している。Francfrancの買収により、リテール事業の売上高は前期比96.2%増と急拡大した。同社はFrancfrancの強みを活かし、アインズ&トルペとのシナジー効果を追求するとともに、親和性の高い業態のM&Aも視野に入れている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

大手ドラッグストア、規模追求中

アインホールディングスは調剤併設型ドラッグストアを展開し、業界大手の一角。同業他社にはトライアルホールディングス(総合スーパーとドラッグの複合)やまんだらけ(専門小売)などがあるが、アインは調剤薬局と一般医薬品・化粧品の両方を強みとする。2025年4月期売上高4568億円と前期比14%増、営業利益率3.7%と低めだが、2026年4月期は売上6478億円、利益率4.6%と急拡大見込み。M&Aや出店攻勢で規模拡大を目指す一方、収益性改善が課題。

強み

  • 処方箋調剤と一般販売の組み合わせで、安定した来店客と収益源を確保。
  • M&Aや新規出店により急速に店舗網を拡大し、規模の経済を追求。
  • プライベートブランドの拡充で利益率向上と顧客囲い込みを図る。
  • 会員データや調剤情報を活用したクロスセルなどマーケティング力。

課題

  • 売上拡大に伴い営業利益率が3〜4%台と低く、効率化が必要。
  • 薬剤師など専門人材の採用・育成が急務で、コスト増加要因。
  • 同業他社との出店競争や価格競争が激しく、店舗収益が圧迫されやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がアインホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13050DCMホールディングス2,319億円12.5倍
23148クリエイトSDホールディングス2,275億円12.9倍
37616コロワイド2,254億円135.5倍
43097物語コーポレーション2,176億円24.4倍
52659サンエー2,168億円19.6倍
69627アインホールディングス2,165億円12.0倍
79948アークス2,147億円16.1倍
88218コメリ2,069億円12.4倍
99936王将フードサービス1,910億円20.9倍
108278フジ1,774億円21.7倍
119956バローホールディングス1,760億円10.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

臨床検査会社として創業から薬局事業参入まで

1969年8月、札幌市北区で受託臨床検査を目的に株式会社第一臨床検査センターが資本金130万円で設立された。1981年には旭川市の同業会社に資本参加、1988年に吸収合併し本社を札幌市東区に移転。1989年5月、株式会社オータニを吸収合併してドラッグストア事業を承継し、臨床検査を診断事業部、販売をリテール事業部とする事業部制を採用した。1993年5月、旭川市に「第一薬局」(現アイン薬局豊岡店)を開局し、薬局事業に参入した。この時点で臨床検査と薬局・ドラッグストアの3本柱となったが、後の事業再編の起点となる。

ブランド統一と首都圏進出の1990年代

1994年5月、薬局名称を「アイン薬局」に統一。同年6月には東京都新宿区に子会社アインメディカルシステムズ(現アインファーマシーズ)を設立し、首都圏へ進出した。1995年5月、薬局事業を物販事業部から分離し医薬事業部を新設。1996年10月にはドラッグストア店舗名称を「アインズ」に統一した。1998年10月、臨床検査事業の全部を株式会社第一臨床検査センター札幌ラボラトリーに営業譲渡し、事業の選択と集中を進めた。1999年2月には丸紅と業務・資本提携を結び、財務基盤を強化。2002年10月、子会社アインメディカルシステムズが店頭公開され、同月に札幌市中央区に新業態「アインズ&トルペ地下街店」を出店した。

上場とセブン&アイとの提携

1994年3月に日本証券業協会に株式を店頭登録していたが、2008年6月には子会社アインメディカルシステムズを株式交換で完全子会社化。同年8月、セブン&アイ・ホールディングスと業務・資本提携を締結し、2009年6月には同社やイトーヨーカ堂、セブン-イレブン・ジャパンと共同出資でドラッグストア運営会社「セブンヘルスケア」を設立した。2009年4月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2010年4月に市場第一部指定、同年5月には札幌証券取引所にも上場した。この時期、調剤薬局事業とリテール事業の両輪で規模拡大を進め、2010年代前半の売上高は1500億円前後で推移した。

持株会社体制への移行とM&Aの加速

2015年9月、アユーララボラトリーズを子会社化した後、同年11月に持株会社体制へ移行。商号を株式会社アインホールディングスに変更し、事業部門を連結子会社のアインファーマシーズに承継した。その後、2020年3月にはシダックスからシダックスアイ(現アインファーマシーズ)を取得。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行し、翌月にはファーマシィホールディングス(現ファーマシィ)を子会社化した。2024年8月、家具・インテリアのFrancfrancを子会社化し、リテール事業を大幅に拡大。2025年4月にはエーアンドエムも加えた。この間、売上高は2015年4月期の1879億円から2025年4月期には4568億円へ増加した。

年表36件を開く

1960年代

  • 1969年8月創業札幌市北区において受託臨床検査を目的として資本金130万円にて株式会社第一臨床検査センターを設立。

1980年代

  • 1981年11月創業北海道旭川市に設立された株式会社第一臨床検査センターに資本参加。
  • 1988年3月M&A株式会社第一臨床検査センター(旭川市)を吸収合併。
  • 1988年10月本社を札幌市東区に移転。
  • 1989年5月M&A株式会社オータニを吸収合併し、ドラッグストアを承継。臨床検査事業を診断事業部、販売事業をリテール事業部(のちの物販事業部、現 リテール事業)とする事業部制を採用。

1990年代

  • 1993年5月北海道旭川市に「第一薬局」(現 アイン薬局豊岡店)を開局し、薬局事業に参入。
  • 1994年3月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1994年5月薬局名称を「アイン薬局」に統一。
  • 1994年6月東京都新宿区に子会社の株式会社アインメディカルシステムズ(現 株式会社アインファーマシーズ)を設立。
  • 1995年5月薬局事業を物販事業部(現 リテール事業)から分離し、医薬事業部(現 ファーマシー事業)を新設。
  • 1996年10月ドラッグストア店舗名称を「アインズ」に統一。
  • 1998年10月臨床検査事業の全部を株式会社第一臨床検査センター札幌ラボラトリーに営業譲渡。
  • 1998年11月株式会社アインファーマシーズに商号を変更。
  • 1999年2月丸紅株式会社と株式会社アインメディカルシステムズ(現 株式会社アインファーマシーズ)との三者間で、薬局事業に関する業務提携及び資本提携契約を締結。

2000年代

  • 2002年10月上場株式会社アインメディカルシステムズ(現 株式会社アインファーマシーズ)が日本証券業協会に株式を上場。札幌市中央区に新業態のコスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ地下街店」を出店。
  • 2002年11月M&A今川薬品株式会社と合併。
  • 2004年1月コスメ&ドラッグストア業態への事業集約のため、関東地区のドラッグストアを営業譲渡。
  • 2004年9月M&A医療に関するコンサルティング及び情報誌を販売する株式会社メディウェルを子会社化(2007年4月期より連結子会社)。
  • 2006年4月株式会社ホールセールスターズ(連結子会社)を設立し、ジェネリック医薬品の卸売業を開始。
  • 2007年1月M&A株式会社ダイチク(現 株式会社アイン北陸)を子会社化。
  • 2007年6月M&A株式会社あさひ調剤(現 株式会社アイン中央)を子会社化。
  • 2008年6月M&A株式会社アインメディカルシステムズ(現 株式会社アインファーマシーズ)との株式交換により、同社を完全子会社。
  • 2008年8月株式会社セブン&アイ・ホールディングスと業務提携及び資本提携契約を締結。
  • 2009年4月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2009年6月創業株式会社セブン&アイ・ホールディングス、株式会社イトーヨーカ堂及び株式会社セブン-イレブン・ジャパンと共同出資により、ドラッグストア運営会社「株式会社セブンヘルスケア」を設立。

2010年代

  • 2010年4月東京証券取引所市場第一部指定。
  • 2010年5月上場札幌証券取引所に株式を上場。
  • 2013年11月本社を札幌市白石区に移転。
  • 2015年9月M&A株式会社アユーララボラトリーズを子会社化。
  • 2015年11月商号変更持株会社体制への移行に伴い、商号を株式会社アインホールディングスに変更し、事業部門に関する権利義務を連結子会社である株式会社アインファーマシーズに承継。

2020年代

  • 2020年3月M&Aシダックス株式会社と業務提携契約を締結、同社子会社シダックスアイ株式会社(現 株式会社アインファーマシーズ)を子会社化。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2022年5月M&A株式会社ファーマシィホールディングス(現 株式会社ファーマシィ)を子会社化。
  • 2024年8月M&A株式会社Francfrancを子会社化。
  • 2025年4月M&A株式会社エーアンドエムを子会社化。
  • 2025年8月M&Aクラフト株式会社を子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2034年4月期まで1兆円
  • EBITDA2034年4月期まで1,000億円
  • EBITDA margin2034年4月期まで10.0%
  • ROE2034年4月期まで13.5%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    次世代薬局の創出

    ファーマシー事業で、積極的な出店とM&Aで規模を拡大し、DX推進と運営改革で効率化を図る。教育研修の充実やICT技術の導入で安全性・サービス・業務効率を向上させ、地域医療に貢献する次世代薬局を創出する。

  2. 02

    コンセプトストアの追求

    リテール事業で、アインズ&トルペは独自性のある商品構成で差別化し、Francfrancは企画から販売まで一貫した高付加価値商品を提供する。両ブランドのシナジーを活かし、M&Aを含めた事業拡大を目指す。

  3. 03

    人的資本への投資

    事業規模拡大に必要な優秀な人材の確保と女性活躍推進のため、働きやすい職場環境を整備し、サステナビリティ経営を実現する。

  4. 04

    規制環境への適応

    ファーマシー事業では、認定薬局制度、リフィル処方箋、電子処方箋など変化する制度に対応し、かかりつけ薬局としての質の高い患者サービスを提供する。さくら薬局グループとの統合で専門性を強化する。

  5. 05

    リテールの収益性向上

    物価上昇や顧客接点の多様化に対応し、Francfrancとアインズ&トルペのシナジー発揮、好立地への出店、EC強化、商品展開への投資とコスト適正化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で17,332人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は761万円で、10期前と比べて+20.6%平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は11.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年4月5,511
2017年4月6,469
2018年4月6,498
2019年4月63140.211.37,662
2020年4月65340.710.28,406
2021年4月65541.710.69,019
2022年4月66342.310.39,568
2023年4月67742.710.810,651
2024年4月70943.211.311,474178
2025年4月74943.811.313,009130
2026年4月76143.611.317,332172

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率34.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 12 / 海外 0、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社他調剤及び物販店舗 — 札幌市白石区他362億円
ファーマシー事業 リテール事業 その他の事業
本社他調剤店舗 — 東京都渋谷区他5,037百万円
ファーマシー事業
本社他賃貸用不動産 — 東京都品川区他3,410百万円
その他の事業
本社他調剤店舗 — 東京都千代田区他3,243百万円
ファーマシー事業
本社他調剤店舗 — 広島県福山市他3,238百万円
ファーマシー事業
本社他調剤店舗 — 新潟市中央区他2,207百万円
ファーマシー事業
本社 — 札幌市白石区1,793百万円
全社に共通する部門
本社他調剤店舗 — 東京都渋谷区他1,753百万円
ファーマシー事業
本社他調剤店舗 — 新潟市中央区他910百万円
ファーマシー事業
開発用地 — 北海道590百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱アインファーマシーズ
    札幌市白石区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アイン北陸
    新潟市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アイン中央
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ファーマシィ
    広島県福山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エーアンドエム
    新潟市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クラフト㈱
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    さくら薬局㈱
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ホールセールスターズ
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱メディウェル
    札幌市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Francfranc
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱AIN-AG1
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱AIN-AG2
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は6,478億円営業利益298億円前期と比べると増収増益で、売上が+41.8%、利益が+76.3%。

売上高
+41.8%
6,478億円
営業利益
+76.3%
298億円
純利益
+86.0%
173億円
営業利益率
4.6%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年4月期

項目会社予想前期実績
売上高7,215億円6,478億円
営業利益325億円298億円
純利益150億円173億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は3,479億円、営業利益は193億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+43.8%、営業利益は+75.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q927495.328
2023年4Q94826
2024年1Q947363.821
2024年2Q990515.232
2024年3Q1,027565.534
2024年4Q1,034615.927
2025年2Q2,149592.732
2025年4Q2,4191104.561
2026年2Q2,9991053.545
2026年4Q3,4791935.5128

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年4月期からの15期で、売上は1,428億円から6,478億円へ4.5倍に増えた。直近期の営業利益率は4.6%。売上は14期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年4月1,42810549
2013年4月1,54610351
2014年4月1,70210653
株式会社アユーララボラトリーズを子会社化。
2015年4月1,87911762
2016年4月2,34815279
2017年4月2,48115179
2018年4月2,684201106
2019年4月2,75616690
シダックス株式会社と業務提携契約を締結、同社子会社シダックスアイ株式会社(現 株式会社アインファーマシーズ)を子会社化。
2020年4月2,92616892
2021年4月2,97312667
株式会社ファーマシィホールディングス(現 株式会社ファーマシィ)を子会社化。
2022年4月3,16216071
2023年4月3,58717192
株式会社Francfrancを子会社化。
2024年4月3,9982042145.1114
株式会社エーアンドエムを子会社化。
2025年4月4,5681691813.793
2026年4月6,4782982844.6173

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高6,478億円のうち、営業利益として残るのは298億円4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は173億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.2%5,389億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.2%790億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%298億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.9pt
4.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.2pt
2.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.9pt
11.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年4月期は営業CFが309億円、投資CFが−606億円で、差し引きのフリーCFは−297億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は507億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年4月117−90−2127159
2013年4月102−85817184
2014年4月147−77−6670187
2015年4月148−14642194
2016年4月214−209205219
2017年4月184−112172292
2018年4月217−53176164632
2019年4月148−200−107−52475
2020年4月177−115−7862459
2021年4月149−953654550
2022年4月262−139−78123595
2023年4月203−223−112−20462
2024年4月230−157−5173484
2025年4月231−659211−428267
2026年4月309−606537−297507

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年4月期の総資産は5,096億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,592億円で、自己資本比率は31.2%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年4月85933752239.2
2013年4月95838457440.0
2014年4月1,01442259241.5
2015年4月1,14148066142.0
2016年4月1,39953386638.1
2017年4月1,56360296138.4
2018年4月1,83496786752.7
2019年4月1,8901,03985154.9
2020年4月1,9351,11082557.3
2021年4月2,0371,15887956.8
2022年4月2,1251,19093556.0
2023年4月2,3181,2651,05354.6
2024年4月2,4941,3541,14054.3
2025年4月3,1191,4261,69345.7
2026年4月5,0961,5923,50531.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳
現金及び預金
509億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,161億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3,505億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中8位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中259位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.5%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.6%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
31.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
41.8%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥6,112で、1年前と比べて+1.4%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥6,112-1.6%1ヶ月+9.1%1年+1.4%時価総額2,165億円
過去52週の値幅
安値¥5,313高値¥7,280

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.0倍
PER (会社予想)14.3倍
PBR1.35倍
配当利回り1.64%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月は+6.08%と上昇。8月14日に6178円まで上昇後、8月17日は6108円と25日線(5869.6円)を上回る。52週高値7280円からは約16%下、52週安値5313円からは約15%高。出来高は8月12日に314,500株と増加し、買い意欲が旺盛。RSIは56.05と中立やや強く、上昇トレンドが続く可能性が高い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERが12.09倍、PBRが1.35倍で、業界平均(PER39.79倍、PBR2.94倍)を大きく下回るが、これは業界平均が特殊なため。配当利回り1.64%は平均(12.79%)を大きく下回り、利回り面では劣る。ROE11.5%と高く、収益力は十分。今期予想PER14.3倍に上昇する見込みで、来期の利益成長期待を織り込むと、現時点の評価はほぼ妥当。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.0倍39.6倍
PER (予想)14.3倍
PBR1.35倍2.44倍
ROE11.5%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、出店拡大と調剤事業強化による成長持続性と、競争激化による収益性への影響である。強気派は、調剤併設店舗の増加と関東進出によるスケールメリットを評価する。弱気派は、ドラッグストア業界の競争激化や、調剤報酬改定による収益圧迫リスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 調剤併設の拡大

    調剤薬局を併設し、顧客単価と来店頻度を高める。

  • 関東進出

    首都圏での出店で新たな成長市場を開拓。

  • 売上高の伸長

    2026年4月期の売上高は6478億円と大幅増収見込み。

  • 売上高が前期比41.8%増の6478億円へ通年影響

    売上高6478億円は前期4568億円から1910億円増。事業拡大により収益基盤が拡大。

  • 営業利益が前期比76%増の298億円通年影響

    営業利益298億円は前期169億円から129億円増。大幅増益で収益力が向上。

  • 営業利益率が3.7%から4.6%へ回復通年影響

    営業利益率4.6%は前期3.7%から0.9ポイント改善。増収効果が利益率に寄与。

  • 純利益が前期比86%増の173億円通年影響

    純利益173億円は前期93億円から80億円増。増益率は営業利益を上回る。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    ドラッグストア業界は過当競争で価格競争が続く。

  • 調剤報酬改定

    薬価・調剤報酬の引き下げが収益を圧迫。

  • 出店コスト

    新規出店に伴う費用が利益率を低下させる。

  • 2025年4月期は営業利益が前期比17%減の169億円通年影響

    営業利益169億円は前期204億円から35億円減。収益性悪化の経験がリスク。

  • 予想PER14.3倍と実績12.09倍から上昇決算発表後影響

    予想PER14.3倍は実績PER12.09倍を上回る。増益期待が株価に織り込み済み。

  • 急拡大する売上高計画の達成リスク決算発表後影響

    売上高6478億円は前期比1910億円増。未達なら固定費負担が重くなる。

  • 外国人株主比率34.3%と高く海外売りが影響継続影響

    外国人保有比率34.3%と高いため、海外のリスク回避局面で売られやすい。

次の決算で確かめる点
既存店売上高
出店効果を除いた販売力のトレンド。
調剤併設店舗数
成長戦略の進捗を示す。
営業利益率
競争下での収益性を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.64%。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
1.64%
いまの株価に対して
配当性向
62.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年4月5045.2
2018年4月500.043.9
2019年4月5510.029.4
2020年4月550.035.6
2021年4月550.031.9
2022年4月550.039.0
2023年4月609.143.0
2024年4月8033.356.9
2025年4月800.040.4
2026年4月800.062.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ18,825人。区分でいちばん多いのは外国法人34.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.5%を占め、残る62.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年4月%2022年4月%2023年4月%2024年4月%2025年4月%2026年4月%
外国法人33.033.933.734.935.434.3
金融機関36.033.331.930.127.326.6
個人・その他18.119.321.021.222.021.8
事業法人11.611.311.011.011.111.0
証券会社1.32.22.42.74.26.3
自己株式0.00.80.80.30.30.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01大谷 喜一9.15
02株式会社セブン&アイ・ホールディングス7.76
03OASIS JAPAN STRATEGIC FUND LTD. (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部)7.43
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.27
05OASIS INVESTMENTS II MASTER FUND LTD. (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部)5.39
06株式会社北洋銀行4.92
07みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 丸紅口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行4.50
08株式会社北海道銀行4.15
09モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社2.52
10野村證券株式会社2.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近11
  • 2026-08-20
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    22.24%
    +0.28pt
  • 2026-08-20
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    21.96%
    +1.03pt
  • 2026-08-14
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    20.93%
    +1.13pt
  • 2026-08-05
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    19.80%
    +1.05pt
  • 2026-07-28
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    18.75%
    +1.01pt
  • 2026-06-29
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    17.74%
    +1.06pt
  • 2026-06-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.94%
    +0.33pt
  • 2026-06-03
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.61%
    +0.02pt
  • 2026-05-21
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.59%
    +0.04pt
  • 2026-05-12
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.55%
  • 2026-05-08
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    16.68%
    +1.79pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+220%、1株純資産は15期で+328%。直近期のROEは11.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年4月1541,05715.514.028.9
2013年4月1591,20214.115.015.7
2014年4月1651,32813.113.641.4
2015年4月1951,51213.821.737.9
2016年4月2501,68015.621.484.0
2017年4月2511,89614.030.845.2
2018年4月3102,72913.523.543.9
2019年4月2552,9319.034.729.4
2020年4月2593,1318.523.335.6
2021年4月1893,2675.932.131.9
2022年4月2013,3866.029.039.0
2023年4月2633,5997.521.543.0
2024年4月3253,8678.718.456.9
2025年4月2644,0646.720.940.4
2026年4月4924,52311.511.562.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/4期の役員報酬は総額311百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大谷喜一代表取締役社長753,242,000
首藤正一代表取締役専務 開発統括及び 医薬運営統括管掌6611,000
水島利英代表取締役専務 業務サポート及びDX戦略管掌 兼 リテール運営統括本部長6629,000
大石美也代表取締役専務 渉外担当668,000
木明理絵子取締役 人事本部長647,000
髙倉信行取締役 サステナビリティ推進本部長691,000
遠藤典子取締役58
栗山英樹取締役65
綿引万里子取締役71
服部暢達取締役68
木村成樹取締役64
大木守監査役652,000
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
佐野綾子監査役48
水谷美奈子監査役56
俵木登美子取締役68

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6165382522938
社外取締役5565611
社外監査役217179
監査役29095

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,010字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は当社(株式会社アインホールディングス)、子会社48社及び関連会社1社により構成されており、「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報と同一区分であり、当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 (1)ファーマシー事業 当社は、調剤薬局の経営及び調剤薬局開設に係るコンサルティング等を行っております。 子会社株式会社アインファーマシーズ、株式会社アイン北陸、株式会社アイン中央、株式会社ファーマシィ、株式会社エーアンドエム、クラフト株式会社、さくら薬局株式会社ほか29社は、調剤薬局の経営を行っております。 株式会社アインファーマシーズ、株式会社ホールセールスターズ及び株式会社エッセンシャルファーマは医薬品等の販売、株式会社メディウェルは医療に関するコンサルティング業及び医師・薬剤師を中心とした人材紹介業を行っております。 (2)リテール事業 子会社株式会社アインファーマシーズほか3社は、コスメティックストアの経営等を行っております。 株式会社アインファーマシーズほか2社は、ライフスタイルショップの経営等を行っております。 (3)その他の事業 子会社株式会社アインファーマシーズ、株式会社アユーララボラトリーズは化粧品等の販売を行っております。 株式会社アインファーマシーズは、飲食料品等の販売を行っております。 株式会社アインファーマシーズほか3社は、建物の賃貸等を行っております。 事業系統図 なお、ファーマシー事業は、処方箋に基づき調剤を行う保険調剤薬局事業を行っております。 保険調剤薬局では、医療機関が交付した処方箋に基づく調剤、投薬等の役務の提供は患者本人に対して行っておりますが、医療費は、患者が直接自己負担するものと支払基金が負担するものに分かれます。 支払基金からの給付分については、保険薬局事業を行う各社が、各都道府県の国民健康保険団体連合会(患者が国民健康保険に加入の場合)や社会保険診療報酬支払基金(患者が民間企業等に勤務している場合)等から受領しております。
経営方針・対処すべき課題2,645字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、処方箋に基づき調剤を行う調剤薬局を運営するファーマシー事業と、コスメを中心とした商品を販売するコスメティックストア「アインズ&トルペ」及び家具やインテリア雑貨を企画・製造・販売するライフスタイルショップ「Francfranc」を運営するリテール事業を主として展開しております。いずれも人々の健康や生活に関与していることから、社会的に重大な責務を負っております。 近年、社会環境の変化により、生活者のニーズや価値観が多様化しており、当社グループを取り巻く事業環境においても、「健康でありたい」「自分らしくありたい」というニーズは多様化かつ高度化していることから、これらに柔軟かつ的確に対応することが、企業の持続的成長にとって極めて重要であると認識しております。 当社グループは、これまで培ってきた知見とサービスを通じて、人々の健康と生活に貢献することを使命としております。今後も、社会課題の変化に対応し、お客様の期待に応えるとともに、自律的な変革と持続可能な事業成長を実現することで、「この街にアインがあってよかった」とステークホルダーの皆様に実感いただけるよう、企業としての社会的責任を果たしてまいります。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、様々な要因により実際の結果と異なる可能性があります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、積極的な出店による企業規模の拡大を推し進めるとともに、資本効率を向上させ、企業価値を高めることを重要視しております。当社グループでは2025年3月に中長期ビジョン「Ambitious Goals 2034 1兆円への果敢なる挑戦と革新の10年」を発表いたしました。変化が激しい市場環境下でも中長期的に成長を続けるために事業別ビジョンを設定し、2034年4月期に売上高1兆円、EBITDA1,000億円、EBITDA margin10.0%、ROE13.5%の達成を目標としております。 (3)中長期的な経営戦略 ファーマシー事業は、「規模と効率化で持続可能な次世代薬局を創出」を中長期の事業別ビジョンとして設定しております。積極的な出店とM&Aの活用により、事業規模の拡大を図るとともに、DX推進や抜本的な運営改革による効率化を進めており、地域のインフラとして継続的な医療サービスの提供と、患者サービスのさらなる拡充を実現する次世代薬局創出に向けて取り組んでまいります。 また、教育研修の充実をはじめ、ICT技術を応用した調剤技術の開発導入により、患者様に対する安全性の確保、サービス・業務効率の向上に努めるとともに、DX推進を通じ患者様に多様なサービスを提供することで付加価値の向上と事業基盤の強化を進めてまいります。 リテール事業は、「洗練された価値を発信するコンセプトストアの追求」を中長期の事業別ビジョンとして設定しております。アインズ&トルペでは、コスメを中心とした独自性のある商品構成とすることで、他のドラッグストアとの明確な差別化を図っており、Francfrancでは、家具やインテリア雑貨の企画から製造・販売まで一貫して行うことで、デザインの多様性やスタイリングの自由度を確保しつつ、ライフスタイルに応じた高付加価値な商品を提供しております。両ブランド双方の強みを活かしたシナジーを発揮するとともに、親和性の高い業態のM&Aを含めた更なる拡大を目指してまいります。 両事業における積極的な事業規模拡大のために、人的資本投資が不可欠であり、優秀な人材の確保及び女性の活躍推進等のため、働きやすい職場環境の整備に取り組むとともに、企業の持続的な成長と、社会・環境・経済価値を創出し、サステナビリティ経営の実現に取り組んでまいります。 (4)経営環境及び優先的に対処すべき課題 ファーマシー事業においては、2021年8月より特定の機能を有する薬局として都道府県知事が認定する認定薬局制度、2022年4月より導入されたリフィル処方箋やオンライン服薬指導の要件の緩和、2023年1月より開始された電子処方箋への対応、2024年10月より導入された後発医薬品がある先発医薬品(長期収載品)の選定療養等、調剤薬局を取り巻く環境は変化しております。これらにより、患者ニーズが多様化していく中で、より質の高い患者サービスの提供や「かかりつけ薬剤師・薬局」としての地域医療貢献が求められており、調剤薬局の役割と責任は更に大きいものとなっております。 2025年8月に首都圏や関西圏、東海地方を中心に調剤薬局を展開する「さくら薬局グループ」がグループ入りしました。相互の事業ノウハウを融合することで薬剤師の専門性を一層強化し、在宅医療へ積極的に参画するとともに、「公式アプリ いつでもアイン薬局」を通じ、患者様が住み慣れた地域で安心して薬物治療を継続していただける環境を提供してまいります。また、新規出店・M&A等による事業規模の拡大を推し進め、スケールメリットを最大限に活用した事業戦略を継続いたします。 リテール事業においては、物価上昇や人件費の高騰に加え、デジタル技術の進展による顧客接点の多様化が進んでおります。また、消費者ニーズの個別化・高度化が進む中、収益性の向上と顧客体験の強化を両立する取り組みが求められております。 2024年8月にライフスタイルショップ「Francfranc」がグループ入りいたしました。Francfrancは家具やインテリア雑貨の企画・製造・販売まで一貫して行うことで、多彩なデザインと自由なスタイリングで心地良い毎日の提案を行っています。また、コスメティクストア「アインズ&トルペ」ではコスメを中心とした独自性のある商品構成により、自分らしいライフスタイルの実現に貢献しております。両ブランドにおけるシナジーの発揮や集客が確実に見込める好立地への新規出店、EC対応の強化、顧客ニーズに合った商品の展開等によるブランド力向上のための投資を推進するとともに、コスト適正化を進めてまいります。
事業等のリスク7,428字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループは、使命及び社会的責任を自覚し、自然災害の発生や法令・規則等違反・不祥事の発生等の緊急事態に際し、ステークホルダー(顧客・従業員・株主・地域社会等)に及ぼす影響や被害を最小化するとともに、適時的確な情報発信を通じて安心と信頼の回復に努めることを基本としております。 当社グループのコンプライアンス推進体制及びリスク管理体制の詳細は、「第4 提出会社の状況 4コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③企業統治に関するその他の事項」に記載のとおりであります。 (1)リスクマネジメント推進体制 当社グループ全体を俯瞰した一元的なリスク管理の実現と事業環境の変化により生じる新たなリスク事象の見落としを防止し、網羅的なリスク管理の実現を目的としてリスクマネジメント委員会を設置しており、6か月に1回をめどとして定期的に開催し、全社的なリスクマネジメントの策定及び実施を管理するとともに、主にリスク項目・評価の見直しや各リスク担当部署における進捗管理を行うものとしております。現在のリスクマネジメント委員会は、委員長を代表取締役社長とし、副委員長を取締役(サステナビリティ推進本部長)、委員をグループ会社社長や各部署の責任者として構成し、事務局はリスクマネジメント室としております。また、リスクマネジメント委員会において検討・議論された内容については、取締役会に報告し、取締役会が取り組み状況の監督を行っております。 リスクマネジメント推進体制図は以下の通りであります。 (2)リスクマネジメントのPDCA 当社グループでは、年度ごとに社会情勢や環境変化を分析の上、新たに生じる恐れのあるリスクを検討したうえで、「影響度」「発生頻度」の二軸で評価をし、重大なリスクを特定しております。特定された重大なリスクについては、各リスク担当部署がリスクの予防・対応のための計画を立案し、リスクマネジメント委員会において計画の審議・承認と実行状況のモニタリングを行っております。また、取締役会に報告し、取締役会が取り組み状況の監督を行っております。 (3)重大なリスクの内容と対応策 各種規制及び法制度等の変更に関するリスクについて リスクの内容と シナリオ   <ファーマシー事業> ①ファーマシー事業の収入は、処方箋に基づき医療用医薬品を調合投与する調剤行為であり、その薬剤の価格(薬価)及び報酬額は、厚生労働省により定められております。また、国民医療費の抑制策として、診療報酬及び薬価の改定が段階的に実施される傾向にあります。今後においても、診療報酬制度等の改定により収益構造が変化することで、当社グループの財政状況及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 ②一般用医薬品の販売については、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、「医薬品医療機器等法」といいます。)によってリスク区分に応じて要指導医薬品及び第1類医薬品は薬剤師のみが、第2類医薬品及び第3類医薬品は薬剤師または登録販売者が販売しなければならないと規制されております。今後においても、医薬品販売に係る規制緩和の動向により、異業種の同事業への参入等、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ファーマシー事業の社会保険診療に関する調剤売上は、消費税法上非課税となりますが、一方で、医薬品等の仕入には消費税が課税されております。この結果、当社グループが負担することとなる消費税は、調剤売上原価に計上しております。過去の消費税の導入・改定及び調剤報酬改定時には、消費税率の上昇分が薬価の改定において考慮されておりましたが、今後、消費税率が改定され、その影響が薬価に反映されない場合は当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策   ・関連する規制や法制度の変化を見据えた事業戦略の策定 ・全国薬局長会議における事業戦略の周知 ・外部環境のモニタリング ・規制緩和時に想定される異業種を含む競合他社の分析 コンプライアンスリスクについて リスクの内容と シナリオ   <全社> 当社グループは、ファーマシー事業及びリテール事業を主として展開しており、いずれも人々の健康及び生活を担う性質上コンプライアンスを最重視した健全かつ透明な事業活動を継続することが、不可欠と認識していることから、コンプライアンス委員会を中心としたコンプライアンスの徹底に注力しております。しかしながら、贈収賄等の腐敗行為や、不正競争、虚偽報告、人権侵害をはじめとするコンプライアンス違反が発生した場合やその対応が不十分であった場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼし、かつ社会的信用を失墜させる可能性があります。 <ファーマシー事業及びリテール事業> ファーマシー事業は、医薬品医療機器等法、健康保険法、薬剤師法をはじめとした各種許認可、免許、登録、届出等により、厚生労働省及び都道府県保健福祉部の監督の下、調剤薬局を営業しております。また、リテール事業においても、同様に医薬品医療機器等法に基づく医薬品の販売を行っております。 万一、当社グループのファーマシー事業及びリテール事業において、健康保険法等で規定されている報酬請求における不正行為や、医薬品医療機器等法第75条第1項、健康保険法第80条各号及び麻薬及び向精神薬取締法第51条第1項等に規定される法令違反等に該当する行為があり、監督官庁から業務停止命令及び取消し等を受けた場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策   <全社> ・健全な企業風土を堅持するための経営陣・管理職による情報発信 ・社外役員の視点を組み込んだPDCAサイクルの確立 ・社内規程・マニュアル・FAQ等の充実 ・役職員に対する周知・研修の充実 ・リスク管理の実効化 ・内部通報制度の適切な運用 ・内部監査機能の強化 <ファーマシー事業及びリテール事業> ・調剤報酬改定時における社内説明会の実施 ・業務マニュアルの整備 ・管理薬剤師を対象とした研修 ・業務知識確認テストの実施 業務品質リスクについて リスクの内容と シナリオ   <ファーマシー事業> ファーマシー事業では、人体に影響を及ぼす医療用医薬品を薬剤師が扱っており、調剤過誤による医療事故を引き起こす可能性を内包しております。当社グループは、医療事故が会社の社会的信用を著しく失墜させる可能性があるものと認識し、あらゆる側面から、当該リスクの回避に向けた取り組みを最重要課題と位置づけております。 <リテール事業> 当社グループのリテール事業が取り扱う化粧品、インテリア雑貨、電化製品などは、消費者の日常生活空間で使用される製品であり、転倒による事故、火災リスク、有害物質の放出、設計上の欠陥などにより、消費者に重大な人身事故をもたらす可能性を内包しております。特に、発火などが発生した場合、消費者の生命財産に対する甚大な被害のみならず、「安全性の低い商品を販売する企業」というネガティブなブランドイメージが形成され、企業の社会的信用を著しく失墜させる可能性があります。 リスク対応策   <ファーマシー事業> ・新卒採用薬剤師及び中途採用薬剤師を対象とした入社時研修制度 ・勤務薬剤師のスキルアップを目的とした継続的な研修制度 ・管理者育成のため、全薬局長が出席する薬局長会議の実施 ・調剤業務に関する自社マニュアルの利用及び内部監査機能の強化 ・調剤過誤防止対策を専門に扱う安全対策部の設置 <リテール事業> ・全製品について必要な安定性・安全性試験の実施 ・稼働工場の年1回以上の監査実施 ・新規製造製品の生産立ち合い 経営戦略リスクについて リスクの内容と シナリオ   <ファーマシー事業> ファーマシー事業は、今後も調剤薬局を主軸とした多店舗展開を継続する方針であります。したがって、M&Aを含む調剤薬局の出店政策の成否や同業他社の出店動向により、当社グループの経営成績は影響を受ける可能性があります。 <リテール事業> リテール事業は、今後も既存店の最適化と新規出店による多店舗展開を継続する方針です。しかし、異業種からの新規参入などの競争環境の激化により、当社の競争優位性が低下する可能性があります。また、消費者ニーズの急速な変化に対応できない場合、当社グループの経営成績に悪影響を与える可能性があります。 リスク対応策   <ファーマシー事業> ・監視指標(KPI)、トリガー基準、対応戦略、ローリング体制の構築により、市場変化の先読みと経営判断への直結、さらには迅速に対応策を実行する体制・持続的な競争優位性の確保 <リテール事業> ・顧客アンケートによる満足度調査 ・外部環境・競合の定期的な分析 雇用・労務リスクについて リスクの内容と シナリオ   <全社> ①当社グループは、ファーマシー事業及びリテール事業の優位性を確保し継続的に成長し続けていくためには、多様な人材の確保や育成が不可欠と認識しております。人材の確保や育成・評価の不備、また、エンゲージメントの低下により、人材の流出等により人材の不足が発生し、優位性が低下した場合には、当社グループの出店計画及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②安全衛生管理体制の不備やメンタルヘルスケアの不十分さにより、従業員の心身の健康が損なわれた場合、生産性の低下、職場のエンゲージメント悪化、さらには離職率の増加につながり、人材確保の困難さが増す恐れがあります。 リスク対応策   ・エンゲージメントサーベイにて低値部署への状況把握と改善対応 ・評価面談の運用徹底、運用ルールの周知や評価面談未実施者へのフォロー ・社員の健康管理のため、新入社員へのアンケート・フォロー面談の実施や全社員向けのメンタルヘルス研修の実施 情報セキュリティリスクについて リスクの内容と シナリオ   <全社> テレワーク等働き方の多様化や、クラウドやモバイル利用機会の増加により、サイバー攻撃のリスクは近年一層高まっており、その手口も巧妙化しております。お客さま・患者さまからお預かりした情報をはじめ、当社グループが保有する情報資産をあらゆる脅威から保護し、適切な安全管理を実現するため、情報セキュリティに取り組むことは極めて重要な責務であると認識しており、社内の情報セキュリティ体制の確立と遵守を図り、社会から信頼される企業として発展していくことを目的として社内の情報セキュリティ管理体制を構築しております。しかしながら、情報セキュリティ対策や従業員の危機意識が不十分だった場合、重要情報の漏えいやデータの破壊・改ざん、乗っ取り、システム・サービスの停止等が発生し、当社グループの経営成績のみならず社会的信用を失墜させる可能性があります。 リスク対応策   ・ネットワークへの不正侵入防御や適切なアクセス制御等の複数階層での防御層の構築、外部からの侵入に対応できる体制の整備 ・役職員に対する研修や訓練の実施 ・第三者機関による脆弱性診断と対応 ITリスクについて リスクの内容と シナリオ   <全社> AI技術の急速な進展により、機械学習モデルの活用機会が増加している一方で、アルゴリズムバイアス、プライバシー侵害、透明性の欠如といったAI倫理上のリスクは近年一層高まっており、その課題も複雑化しております。AIリテラシーの欠如より、従来の情報セキュリティ脅威に加え学習データの不適切な利用、機密情報の意図しない漏えい、AIが生成した不正確な情報に基づく意思決定、生成したコンテンツの知的財産権侵害等が発生し、当社グループの経営成績のみならず社会的信用を失墜させる可能性があります。 リスク対応策   ・グループ全体でのAIリテラシー向上を目的としたAI教育研修の実施 ・野良AIの蔓延を防ぎ、セキュリティ担保と統制を両立したAI環境が利用されている状態の維持 社内機密情報、個人情報の漏えいリスクについて リスクの内容と シナリオ   <全社> 事業活動を通じて多数の顧客・従業員の個人情報や、経営・技術に関する機密情報を保有しております。これら情報の管理を重要課題と位置づけ体制強化に努めておりますが、役職員や委託先の過失、規程違反、不正な持ち出し等による情報漏えいリスクを完全に排除することはできません。万が一、漏えい事故や不適切な取扱いが発生した場合、社会的信用の失墜、顧客離れ、個人情報保護法に基づく行政処分、損害賠償請求による多額の費用負担、あるいは営業秘密の流出による競争優位性の喪失などを招き、当社グループの財政状態、経営成績および事業展開に重大な影響を及ぼす可能性があります。 <ファーマシー事業及びリテール事業> ファーマシー事業では、処方箋及び薬剤服用歴に代表される患者情報を調剤薬局及び「公式アプリ いつでもアイン薬局」で保持し、リテール事業では、アインズ&トルペ公式アプリ及びAINZ&TULPE WEBSTORE、アユーラ 公式サイト、Francfranc公式アプリ、Francfranc ONLINEの運用に伴う顧客情報を保持しております。当社グループは個人情報保護体制並びに取扱いに対するルールを徹底することにより万全を期し、主要事業会社である株式会社アインファーマシーズは「保健医療福祉分野のプライバシーマーク」を取得しております。しかしながら、事故並びに犯罪行為による個人情報の漏洩があった場合、経営成績のみならず社会的信用を失墜させる可能性があります。 リスク対応策   ・個人情報保護マネジメントシステム(PMS)の基本となる要素の文書化 ・社内の高い個人情報保護の意識の醸成を目的とした定期的な個人情報保護推進会議の開催(四半期に一度) ・役職員に対する個人情報保護に関する研修の実施 ・主要事業者である株式会社アインファーマシーズにおける2年に1回のプライバシーマーク更新審査の受審及び各グループ会社においてもアインファーマシーズに準拠した体制の構築 M&Aリスクについて リスクの内容と シナリオ   <全社> ①当社グループは、積極的な新規出店及びM&Aにより、事業規模の拡大を推進しております。M&A戦略においては、投資回収可能性を重視したうえで対象会社を慎重に検討し、発生するのれんの償却額を超過する収益力を安定的に確保することが可能な買収額により行うことを基本方針としておりますが、買収後、計画どおりに進まない場合には、子会社株式評価損、のれんに係る減損損失等の損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②当社グループは、積極的な新規出店およびM&Aを通じて事業拡大を推進しており、通常の出店費用については営業キャッシュ・フローの範囲内で自己資金により賄っております。一方、大型のM&A等については、必要に応じて金融機関からの借入れにより資金を調達しております。当連結会計年度末における現金及び預金の残高は509億2千5百万円、短期及び長期借入金の残高は1,718億5千4百万円となっております。現在の借入金は5割超を固定金利で調達しており、金利変動リスクを一定程度回避しておりますが、今後の市場金利の動向次第で当社グループの財務状況や支払利息等に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策   ①・買収時におけるデューデリジェンスの確実な実施 ・適切なPMI実施、定期的・継続的なモニタリング ②・金利動向の継続的なモニタリング ・計画的な資金調達、ヘッジの活用 災害・事故リスクについて リスクの内容と シナリオ   <全社> 地球を取り巻く環境問題は、地球温暖化や海洋汚染、生物多様性等様々ですが、中でも気候変動課題は年々深刻化しており、当社グループにおいても環境保護・負担軽減への取り組みは不可欠と認識しております。気候変動に伴い、温室効果ガスの排出に関する規制等の脱炭素経済への「移行」に起因するリスクと、気象災害の激甚化等の気候変動による「物理的」変化に起因するリスクが考えられ、それらは、将来的に、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 <ファーマシー事業及びリテール事業> ①当社グループは、調剤薬局を主軸とした多店舗展開を行っており、全国各地の営業拠点及び営業店舗で事業を展開しております。各地域において、大規模な地震や風水害、気候変動を起因とする台風・豪雨等の自然災害等が発生した場合、社員や店舗・事業所への被害等により、当社グループの財務状況及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 ②国内外で重大な感染症が拡大した場合、感染の拡大防止策の徹底を最優先事項としたうえで、当社グループがはたすべき調剤業務の継続等の社会的責任を全うすべく、事業継続計画(BCP)に沿って感染拡大防止策も含めて対応しております。しかしながら、感染拡大防止のための外出自粛が求められるような感染症が拡大した場合、ファーマシー事業では、外来受診抑制等による処方日数の長期化を要因として、処方箋単価は増加する一方で、処方箋枚数は減少することが考えられます。また、リテール事業では、外出自粛、店舗の臨時休業及び営業時間短縮の実施、インバウンド需要の減少等による来店客数減少の影響が考えられ、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③インフルエンザや花粉症(アレルギー性鼻炎)等季節性疾患の流行により、処方箋応需枚数は季節によって変動する可能性があります。 リスク対応策   ・BCPやBCM関連資料を更新、緊急時の連絡体制を構築し、全社通知等で配信・周知 ・安否確認サービスの機能を周知、緊急時に速やかに情報収集を実施できるよう準備 ・緊急時に速やかに対策本部として行動できるよう策本部訓練の実施(年に1回以上) ・感染症等の流行トレンドの把握
経営成績の分析 (MD&A)5,398字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産の残高は、前連結会計年度末より1,977億2千6百万円増の5,096億4千7百万円となりました。主な要因は、さくら薬局グループのグループ入りをはじめとするM&Aによるのれんをはじめとする固定資産や売掛金等の増加によるものであります。 負債の残高は、1,811億8千7百万円増の3,504億7千6百万円となりました。主な要因は、さくら薬局グループのグループ入りに伴う買掛金の増加や株式取得資金を金融機関より調達したことによるものであります。それに伴い、短期及び長期借入金の残高は、1,332億3千2百万円増となる1,718億5千4百万円となりました。 純資産の残高は、165億3千9百万円増の1,591億7千1百万円となり、自己資本比率は14.5ポイント減となる31.2%となりました。 (2)経営成績の状況 当連結会計年度(2025年5月1日~2026年4月30日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善とともに、緩やかな回復がみられます。一方で、中東情勢の影響や金融資本市場の変動等により未だ不透明な状況が続いております。 このような経済情勢の中、当社グループは2025年3月に中長期ビジョン「Ambitious Goals 2034 1兆円への果敢なる挑戦と革新の10年」を発表いたしました。変化が激しい市場環境下でも中長期的に企業を成長させていくために事業別ビジョンを設定し、2034年4月期に売上高1兆円を目指します。 サステナビリティ経営においては、中長期ビジョンの公表と外部環境の変化を踏まえ、2025年12月にマテリアリティの見直しを実施いたしました。関連する国際基準やガイドライン、ESG評価機関からの要請、日本や業界特有の社会課題を改めて幅広く検討いたしました。加えて、抽出した課題に対して、企業理念、中長期ビジョンとの整合や、社員、未来世代、有識者の意見等を参考に、当社グループへの影響とステークホルダーからの期待、要請の両方の視点から検討しております。その結果、これまでのマテリアリティの内容に関する種々の修正に加え、当社グループの姿勢や取り組みを改めて明確化するため、マテリアリティ「健全な経営基盤」の中にあった「社員の成長と活躍」を新たに独立したマテリアリティとして位置付けました。見直した各マテリアリティに基づく主な取り組み、KPI及び挑戦的な目標を設定し、各KPIの達成にむけ各種施策を推進してまいります。 これからも当社グループは、事業によるさまざまな社会課題の解決への貢献を通じて、ステークホルダーの皆さまに「この街にアインがあってよかった」と感じていただける企業を目指します。 当連結会計年度の業績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度において、グループ入り後のさくら薬局グループの収益改善が想定を上回ったことにより、将来の税負担軽減を反映させるための繰延税金資産の追加計上処理が必要となり、親会社株主に帰属する当期純利益に約40億円が追加計上されております。 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減額 (百万円)   増減率 (%) 売上高   456,804   647,834   191,029   41.8 営業利益   16,871   29,832   12,961   76.8 経常利益   18,080   28,414   10,333   57.2 親会社株主に帰属する当期純利益   9,261   17,264   8,003   86.4 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減額 (百万円)   増減率 (%) ファーマシー 事業   売上高   384,783   556,424   171,641   44.6 セグメント利益   24,286   35,760   11,474   47.2 リテール事業   売上高   61,041   80,255   19,214   31.5 セグメント利益   4,804   6,528   1,724   35.9 その他事業   売上高   11,034   11,523   488   4.4 セグメント利益   4   67   62   1,277.9 (注)セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高を含んでおります。 (ファーマシー事業) ファーマシー事業では、「確かな専門性で地域のかかりつけ薬局に」を目指す姿として掲げ、医療機関等との連携、お薬手帳等を活用した服薬情報の一元的・継続的な把握、在宅医療対応等により、患者さまが住み慣れた地域で安心して医療を受けることができるよう、「かかりつけ薬剤師・薬局」の機能発揮に取り組んでおります。 2026年2月より、緊急避妊薬(アフターピル)がOTC医薬品として販売可能となったことを受け、全国約1,000店舗の調剤薬局にて販売を開始いたしました。緊急避妊薬は、早期の服用ほど効果が高いため迅速な対応が重要である一方で、誤った使用を防ぐことが必要な医薬品です。当社グループの研修を受けた薬剤師が正しい服用を促し、その後の対応方法等、多職種と連携したサポートに努めてまいります。 また、患者さまの利便性向上のためのDX推進にも積極的に取り組んでおり、公式アプリ いつでもアイン薬局やLINE公式アカウント等により、処方箋送信サービスをより手軽に利用いただける環境を整えております。2025年6月には、公式アプリ いつでもアイン薬局に、政府が提供する行政手続きのオンライン窓口であるマイナポータルから薬剤情報を取得できる「マイナポータル情報」機能に加え、同年11月にはアイン薬局から受け取った薬の情報が自動的にアプリ内の「お薬手帳」に反映される「自動登録」機能を追加し、さらなる利便性向上を図りました。 上記施策に加え、患者さまの情報や服薬指導を経時的に記録する薬剤服用歴の記載を補助する「AI薬歴」の導入や、薬局の運営課題を分析・抽出する「AI診断書」等、AI機能の活用による生産性向上に取り組んでおります。 当連結会計年度においては、高額医薬品の処方により処方箋単価が上昇するとともに、かかりつけ薬剤師・薬局としての機能強化や待ち時間短縮等の患者さまサービス向上により処方箋枚数についても堅調に推移しております。 また、2025年8月1日に「さくら薬局グループの株式取得に伴う新体制及び人事異動に関するお知らせ」で公表しておりますとおり、首都圏や関西圏、東海地方等の人口集積エリアを中心に調剤薬局を展開する「さくら薬局グループ」がグループ入りいたしました。今後、相互の事業ノウハウを融合し、患者さま及び地域医療への貢献を実現することで、全国の地域医療のインフラとして当社グループの企業価値を高めてまいります。 同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計902店舗を出店し、30店舗を閉店、25店舗を事業譲渡したことにより、薬局総数は2,137店舗となりました。 (リテール事業) リテール事業では、コスメティックストア「アインズ&トルペ」を展開しており、コスメを中心とした独自性のある商品構成やアジアンコスメの独占・先行販売等の施策を行うことで、他社店舗との明確な差別化を図っております。また、ライフスタイルショップ「Francfranc」では、家具やインテリア雑貨の企画から製造・販売まで一貫して行うことで、多彩なデザインと自由なスタイリングで心地良い毎日の提案を行っております。 当連結会計年度において、アインズ&トルペでは、大型店舗の改装に伴う休店による影響を受けたものの前期出店店舗の客数が堅調に推移していることに加え、前期から引き続きアジアンコスメ等の売上が伸長していることで単価が上昇しております。Francfrancでは、旗艦店2店舗の改装に伴う休店による影響を受けたものの昨年夏の記録的な猛暑により小型扇風機「フレ ハンディファン」シリーズの販売数が好調だったことに加え、クリスマス及び新生活商戦が奏効し、売上が堅調に推移いたしました。一方で、さらなる事業拡大に向けて重要な経営課題を特定しており、これらを持続的成長のための重点施策として取り組むことで、企業価値の向上に努めてまいります。今後、アインズ&トルペとFrancfranc双方の強みを活かしたシナジーを発揮するとともに、購買動向を注視しながら商品力の強化や魅力的な売り場づくりを行ってまいります。 同期間の出店状況は、アインズ&トルペとして14店舗を出店し、3店舗を閉店したことにより、店舗数は106店舗となりました。また、Francfrancとして7店舗を出店し、9店舗を閉店したことにより、店舗数は163店舗となり、リテール事業における店舗総数は269店舗となりました。 (3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ239億9千5百万円増の506億5千万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、308億7千2百万円(前年同期は231億4千6百万円の収入)となりました。 主な収入要因として、税金等調整前当期純利益が240億4千7百万円、新規出店及びM&Aによる規模拡大に伴い、減価償却費111億2百万円、のれん償却額110億7千7百万円、仕入債務の増減額47億9千1百万円が反映されております。 また、法人税等の支払額88億1千6百万円、売上債権の増減額39億2千9百万円及び棚卸資産の増減額35億1千3百万円が主な支出要因として反映されております。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、606億5百万円(前年同期は659億2千万円の支出)となりました。 M&A20社の株式取得に係る、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出458億7千万円、ファーマシー事業及びリテール事業での新規出店等に伴い、有形固定資産の取得による支出98億9千8百万円が反映されております。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は、537億2千8百万円(前年同期は210億5千1百万円の収入)となりました。 さくら薬局グループの借入金及び社債のグループ入り時の返済を含めた短期及び長期の借入と返済の差額571億1千1百万円の収入、配当金の支払額28億2千6百万円が反映されております。 (4)資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、事業の維持拡大のため、新規出店及び改装等の設備投資を継続して行っており、主に営業活動で得た資金を充当するとともに、金融機関からの借入金を充当しております。 当連結会計年度末における現金及び預金の残高は509億2千5百万円、短期及び長期借入金の残高は1,718億5千4百万円となっております。 (5)生産、受注及び販売の実績 当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度の販売の実績は以下のとおりであります。 セグメント別   売上高(百万円)   対前期増減率(%) ファーマシー事業   556,424   44.6 リテール事業   80,255   31.5 その他の事業   11,523   4.4 計   648,203   41.9 調整額(セグメント間消去)   △369 合計   647,834   41.8 (注)セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高を含んでおります。 (6)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況」に記載されているとおりであります。 この連結財務諸表の作成においては、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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