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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ベルク

Belc CO., LTD.9974 · Prime · 小売業

埼玉県を中心に首都圏でスーパーマーケットチェーンを展開。生鮮食品に強み。

概要

埼玉県を地盤とする食品スーパーマーケットチェーン「ベルク」。首都圏に151店舗(2026年2月現在)を展開し、従業員は2,914名。2026年2月期の売上高は4,165億円、営業利益179億円(利益率4.3%)と安定した収益力を誇る。低価格戦略と生鮮品質の向上、自社物流による効率運営を軸に、競争の激しい首都圏で成長を続ける。

単一セグメントの小売業と4つの連結子会社

当社グループは、親会社である株式会社ベルクと、連結子会社4社で構成される。事業は小売業のみで単一セグメントである。子会社の内訳は、惣菜製造を担う株式会社ホームデリカ、販売用資材供給や清掃業務を行う株式会社ジョイテック、水産加工の株式会社マルイチ水産LTD(2024年6月取得)、米販売の株式会社ナカムラ米販(2025年8月取得)である。ホームデリカは各店舗へ惣菜や一次加工品を供給し、ジョイテックは店舗運営の後方支援を担当する。グループ全体で商品の製造から販売までを垂直統合し、品質とコストを管理している。

ドミナント戦略による首都圏での着実な出店

出店戦略の核は、標準化したフォーマットによる計画的なドミナント展開である。新規商圏の開発と同時に、既存店の改装による店舗活性化も推進する。2025年度には7店舗を新規出店し、6店舗を改装した。出店地域は埼玉県を中心に、茨城県、千葉県、群馬県、神奈川県、栃木県へ広がる。2026年2月末時点の店舗数は、ベルク148店舗と小型業態「クルベ」3店舗の計151店舗。同エリアでの密度を高めることで、物流効率とブランド認知度を向上させている。

売上高経常利益率4.5%以上を目標とする収益構造

経営指標として連結売上高経常利益率を重視し、4.5%以上の確保を目標に掲げる。2026年2月期の売上高は4,165億円(前期比109.2%)、営業利益179億円(同105.2%)、経常利益181億円、親会社株主純利益127億円と増収増益を達成した。売上総利益率は26.9%と横ばいだが、販売管理費率を24.2%に抑えることで高収益体質を維持。物価上昇や競争激化の中でも、ローコストオペレーションと経費コントロールの徹底が収益を支えている。

自社物流網と4つのセンターが支える効率的な供給体制

商品の安定調達と低コスト配送を実現するため、自社物流センターを複数保有する。埼玉県寄居町の物流センター(第1センター)を中核に、熊谷市のチルドセンター(第2センター)、千葉県市川市の第3センターを運営。さらに、惣菜センター(ホームデリカ第一、第二、第三工場)が各店舗へ加工品を供給する。産地やメーカーからの大量一括調達と自社配送の高効率化により、商品の価格競争力と品質の安定を両立。店舗作業に合わせた配送スケジュールの見直しも継続的に行っている。

業界の中での役割は食品スーパーマーケットチェーン。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,165億円
営業利益
179億円
営業利益率
4.3%
純利益
127億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01小売主力

埼玉県を中心とする首都圏で、生鮮食品、加工食品、日用品等の小売店舗をチェーン展開している。子会社が製造する惣菜などを各店舗に供給する体制。

主な製品・サービス3
生鮮食品
野菜、果物、肉、魚など、新鮮な状態で販売する食品。
加工食品
惣菜や弁当、日配品など、加工済みの食品。
日用品
洗剤、トイレットペーパーなど、日常生活で使う用品。

製品と技術

プライベートブランド「くらしにベルク」の拡充戦略

自社開発商品として、プライベートブランド「くらしにベルク kurabelc(クラベルク)」を展開する。このPBは、品質と価格の両立を目指し、加工食品や日用品など幅広いカテゴリーをカバー。目的買い需要を喚起する役割を果たし、店舗の差別化要因となっている。仕入先との直接取引や大量発注により、メーカー品より低価格を実現。ベルクの「Better Quality & Lower Price」の理念を体現する柱の一つである。

惣菜センターとグループ企業が支える店内製造・加工

連結子会社の株式会社ホームデリカが、惣菜を中心とした加工食品を製造する。第一工場(寄居町)、第二工場(美里町)、第三工場(寄居町、2025年11月開設)の3拠点で、各店舗へ完成品や一次加工品を供給。店舗での調理負担を減らし、品質の均一化と作業効率を向上させている。また、マルイチ水産は水産加工品、ナカムラ米販は精米を提供し、グループ内で生鮮・加工のバリューチェーンを構築。ジョイテックが販促資材や清掃を担当し、店舗運営を包括的に支える。

電子マネー「ベルクペイ」とネットスーパーによるデジタル施策

利便性向上のため、独自の電子マネーカード「ベルクペイ」を導入。ポイント還元やキャンペーンを通じて顧客の囲い込みを図る。また、ネットスーパー「ベルクお届けパック」を運営し、オンラインでの注文に対応。これらのデジタル施策は、店舗販売と併せて顧客接点を増やす役割を果たす。SNSによる情報発信も積極的に行い、若年層を含む幅広い世代への認知拡大を狙っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

SM業態で地域密着、堅調な成長持続

スーパーマーケット(SM)業態を主力とする小売企業。売上高は4165億円(2026/2期予想)と同業他社の中では大規模だが、競合のトライアルホールディングスや光フードサービスは業態が異なる。地域密着型で堅実な成長を遂げており、営業利益率4.3%と安定的。小売業界では価格競争が激しいが、効率的な運営と地域シェアで競争力を維持。

強み

  • 売上高が年率約10%増と堅調に拡大しており、成長基調が続いている。
  • 営業利益率4.3%とスーパー業界で平均的な水準を維持。
  • 特定地域に強固な顧客基盤を持ち、ロイヤルティが高い。
  • コスト管理が行き届き、安定した利益を確保している。

課題

  • トライアルHDなど大型店やディスカウント業態との競合が激しい。
  • 国内SM市場は成熟しており、大幅な成長は見込みにくい。
  • 小売業界全体で人手不足が深刻で、人件費増加が収益を圧迫する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がベルク

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

秩父の一店から始まった1959年

1959年6月、埼玉県秩父市に「宮側店」を出店したことが始まりである。当初は小規模な食品店だったが、地域密着の姿勢で地元の支持を集めた。1983年3月には営業地域の拡大に対応し、商号を「株式会社主婦の店ベルク」に変更。主婦の視点を生かした商品構成が特徴だった。1992年3月、企業イメージ向上のため商号を「株式会社ベルク」と改め、現在の屋号が確立した。

物流センター建設と店頭公開で成長基盤を固めた1990年代

1990年代、ベルクは成長のインフラ整備に集中した。1990年11月に熊谷市に日配センター、1991年11月に生鮮センター、1992年6月にグロサリーセンターをそれぞれ開設。1994年7月には寄居町に惣菜センターを設け、商品供給力を高めた。1994年6月には日本証券協会に株式を店頭登録し、資金調達力を強化。1999年1月には熊谷の3センターを統合し、寄居町に物流センターを開設。これにより、生鮮・日配・グロサリーの一括管理が可能になった。

上場とイオンとの提携、2000年代の飛躍

2004年12月、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2006年7月にはイオン株式会社と業務・資本提携契約を締結し、仕入やノウハウ面での連携を開始した。2008年2月には東京証券取引所市場第二部に上場、同年4月にジャスダック上場廃止。2009年2月には市場第一部銘柄に指定され、企業規模が拡大した。この間、2006年2月には美里町に惣菜センター第二工場を開設し、製造能力を倍増。イオンとの関係を活用しながら、首都圏での出店を加速させた。

本社移転とプライム市場移行、M&Aによるグループ拡大(2010年代~現在)

2015年2月、本社を埼玉県鶴ヶ島市に新築移転し、寄居町から機能を集約。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行した。近年はM&Aによる事業拡大も活発で、2024年6月に水産加工のマルイチ水産、2025年8月に米販売のナカムラ米販を完全子会社化。2025年11月には寄居町にホームデリカ第三工場を開設し、惣菜生産能力を増強。2026年2月時点で151店舗を運営するまでに成長した。

年表35件を開く

1950年代

  • 1959年6月埼玉県秩父市に宮側店出店。

1980年代

  • 1983年3月商号変更営業地域の拡大等に対応し、商号を株式会社主婦の店ベルクに変更。

1990年代

  • 1990年11月埼玉県熊谷市に日配センターを開設。
  • 1991年11月埼玉県熊谷市に生鮮センターを開設。
  • 1992年3月商号変更企業イメージの向上のため商号を株式会社ベルクに変更。
  • 1992年6月埼玉県熊谷市にグロサリーセンターを開設。
  • 1994年6月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1994年7月埼玉県大里郡寄居町に惣菜センターを開設。
  • 1996年2月埼玉県大里郡寄居町に本部事務所を新設、移転。
  • 1996年5月埼玉県秩父市より大里郡寄居町に本店所在地を移転。
  • 1998年3月株式会社ホームデリカ(100%出資、現・連結子会社)を設立。
  • 1999年1月M&A埼玉県熊谷市の日配センター、生鮮センター、グロサリーセンターを統合して、埼玉県大里郡寄居町に物流センターを開設。

2000年代

  • 2001年5月本社敷地内に惣菜センター(株式会社ホームデリカ第一工場)を移転、拡張。
  • 2002年10月埼玉県大里郡寄居町の本社社屋を拡張。
  • 2002年10月埼玉県大里郡寄居町の物流センターを拡張。
  • 2003年6月株式会社ジョイテック(100%出資、現・連結子会社)を設立。
  • 2004年2月埼玉県大里郡寄居町にリサイクルセンターを開設。
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年1月埼玉県大里郡寄居町の物流センター(第1センター)を拡張。
  • 2006年2月埼玉県児玉郡美里町に惣菜センター第二工場(株式会社ホームデリカ第二工場)を開設。
  • 2006年7月イオン株式会社と業務・資本提携契約を締結。
  • 2008年2月上場株式会社東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2008年4月上場株式会社ジャスダック証券取引所への上場廃止。
  • 2009年2月株式会社東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2010年代

  • 2014年5月埼玉県児玉郡美里町にチルドセンター(第2センター)を開設。
  • 2015年2月埼玉県鶴ヶ島市に本社事務所を新設・移転し、本店所在地を移転。
  • 2016年1月埼玉県大里郡寄居町にトレーニングセンターを開設。

2020年代

  • 2021年2月千葉県市川市に第3センターを開設。
  • 2022年1月埼玉県大里郡寄居町に株式会社ホームデリカ新第一工場を開設。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2024年6月株式会社マルイチ水産LTDの株式100%を取得。
  • 2025年4月おおやファーム株式会社と資本提携契約を締結。
  • 2025年8月株式会社ナカムラ米販の株式100%を取得。
  • 2025年11月埼玉県大里郡寄居町に株式会社ホームデリカ第三工場を開設。
  • 2026年2月2026年2月現在 151店舗

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高経常利益率4.5%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    標準フォーマットでの計画的な出店とドミナント化

    標準化した店舗フォーマットで新商圏の開発を進めると同時に、既存店の改装や店舗状況に合わせた施策によりドミナント化を強化し、お客様に支持される店舗展開を推進する。

  2. 02

    ローコストオペレーションの継続的追求

    効率経営によりさらなるコスト削減を図り、高収益の企業体質を維持・継続する。

  3. 03

    新規優良立地の確保による計画的な出店

    競争が激化する環境下で、優良な新規立地を確保し計画的な出店を進める。

  4. 04

    高い労働生産性の実現と経費コントロール

    労働生産性を高めるとともに経費の徹底的な管理を行い、収益性を向上させる。

  5. 05

    自社物流の展開と連結子会社の収益性向上

    自社物流網による効率化を推進し、連結子会社の収益力を高めることで企業グループ全体の競争力を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,914人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は557万円で、9期前と比べて+8.5%平均年齢は33.6歳、平均勤続年数は9.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月1,629
2018年2月1,747
2019年2月1,887
2020年2月51432.68.82,038
2021年2月53932.78.92,206
2022年2月51832.89.02,361
2023年2月51933.09.22,440
2024年2月53733.49.32,590
2025年2月55233.59.42,752618
2026年2月55733.69.62,914614

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)51.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
埼玉県 東町店(秩父市)ほか81店舗504億円
千葉県 松戸秋山店(松戸市)ほか23店舗284億円
神奈川県 フォルテ森永橋店(横浜市)ほか7店舗157億円
第1センター(埼玉県大里郡寄居町)ほか8箇所151億円
群馬県 大塚店(藤岡市)ほか20店舗125億円
東京都 江戸川臨海店(江戸川区)ほか8店舗7,315百万円
本社管理物件6,853百万円
茨城県 古河駒羽根店(古河市)ほか3店舗3,608百万円
栃木県 佐野田沼店(佐野市)ほか2店舗2,928百万円
本社 — 埼玉県鶴ヶ島市2,216百万円
ほか5件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は4,165億円営業利益179億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.2%、利益が+5.3%。

売上高
+9.2%
4,165億円
営業利益
+5.3%
179億円
純利益
+2.4%
127億円
営業利益率
4.3%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高4,446億円4,165億円
営業利益189億円179億円
純利益131億円127億円
1株あたり配当¥132¥132

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,078億円、営業利益は33億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+17.3%、営業利益は−10.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q815425.230
2024年2Q857505.839
2024年3Q867343.924
2024年4Q92214
2025年1Q919374.026
2025年2Q946535.636
2025年4Q1,949804.162
2026年2Q2,076894.361
2026年4Q2,089904.366
2027年1Q1,078333.123

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は1,308億円から4,165億円へ3.2倍に増えた。直近期の営業利益率は4.3%。売上は13期、純利益は7期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月1,3086634
埼玉県児玉郡美里町にチルドセンター(第2センター)を開設。
2014年2月1,4247140
2015年2月1,5897545
埼玉県大里郡寄居町にトレーニングセンターを開設。
2016年2月1,7868852
2017年2月1,9129662
2018年2月2,08710069
2019年2月2,22910466
2020年2月2,36911173
千葉県市川市に第3センターを開設。
2021年2月2,81712788
埼玉県大里郡寄居町に株式会社ホームデリカ新第一工場を開設。
2022年2月2,97013992
2023年2月3,05614396
2024年2月3,461150107
埼玉県大里郡寄居町に株式会社ホームデリカ第三工場を開設。
2025年2月3,8141701744.5124
2026年2月4,1651791824.3127

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高4,165億円のうち、営業利益として残るのは179億円4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は127億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.1%3,045億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.2%1,010億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%179億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.6pt
4.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
3.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.4pt
11.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが209億円、投資CFが−228億円で、差し引きのフリーCFは−19億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は198億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月64−11132−4724
2014年2月74−712329
2015年2月97−10114−439
2016年2月107−91−211633
2017年2月101−76−242535
2018年2月124−91−293339
2019年2月125−71−235470
2020年2月122−113−3975
2021年2月173−140−353374
2022年2月171−18558−14118
2023年2月156−15941−3156
2024年2月211−162−3449170
2025年2月227−217−210178
2026年2月209−22838−19198

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は2,214億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,206億円で、自己資本比率は54.5%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月70136733452.4
2014年2月76939937051.9
2015年2月87543444149.6
2016年2月94147846350.8
2017年2月99152946253.3
2018年2月1,06658448254.8
2019年2月1,15863552354.8
2020年2月1,26269157154.7
2021年2月1,36676360355.9
2022年2月1,53283769554.6
2023年2月1,69391378053.9
2024年2月1,8441,00084454.2
2025年2月2,0071,09990854.8
2026年2月2,2141,2061,00854.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
198億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,120億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
122億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,008億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
75
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中96位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中160位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
54.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.2%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥6,830で、1年前と比べて-5.1%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥6,830+0.1%1ヶ月+6.6%1年-5.1%時価総額1,425億円
過去52週の値幅
安値¥5,970高値¥8,200

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.2倍
PER (会社予想)10.9倍
PBR1.17倍
配当利回り1.93%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価6420円。1年前比-10.4%、長期トレンドは下降。週足は200日線(7202円)を大きく下回る。52週安値5970円からは+7.5%。7月7日高値6750円をピークに反落し、25日線(6432円)を下回る場面も。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは10.5倍(予想10.2倍)と業界平均41.3倍を大幅に下回り割安。PBRも1.11倍と同平均2.93倍を下回る。ROEは11%と健全で、配当利回り1.93%は業界平均1.50%を上回る。業績は増収増益基調で安定感があるが、小売業の低マージン体質に注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.2倍39.6倍
PER (予想)10.9倍
PBR1.17倍2.44倍
ROE11.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

競争激しい首都圏スーパー業界で、ベルクは低価格と生鮮品質向上で着実に成長してきた。強気派は、ドミナント戦略による効率性と安定した増収増益トレンドを評価。一方、弱気派は、競合の台頭や人口減少による市場縮小、利益率の頭打ちを懸念。PER10倍台のバリュエーションは適正か、割安かが争点。

プラスに働く材料7
  • 安定成長の継続

    過去3期連続増収増益、26/2月期も増収増益見込み。

  • 高効率なドミナント戦略

    埼玉県に集中出店し、物流・広告費用を抑制。

  • バリュエーションの割安感

    PER10.5倍、PBR1.1倍と業界平均比で割安。

  • PER10.5倍の割安修正余地通年影響

    予想PER10.2倍は小売業平均(15倍前後)を下回る。収益安定性を考慮すれば評価向上の余地大

  • 配当利回り1.9%からの増配期待次回決算発表後影響

    配当性向約20%と低く、業績堅調なら増配余地。株主還元強化が株価下支えに

  • 売上高9%増で収益基盤拡大2026年2月期影響

    売上高4165億円(前期比9.2%増)。既存店売上高の堅調と新規出店が牽引

  • 高いROE11%が持続的な価値創造通年影響

    ROE11%はPBR1.11倍に対して適正水準。資本効率の良さが長期投資家に評価される

マイナスに働く材料7
  • 市場環境の厳しさ

    首都圏の人口減少と競合増加で市場が縮小傾向。

  • 利益率の停滞

    営業利益率4.5%前後で伸び悩み、改善余地乏しい。

  • 差別化の難しさ

    低価格競争に巻き込まれ、他社との差別化が困難。

  • 営業利益率の小幅低下2026年2月期影響

    営業利益率が4.46%→4.30%へ低下。販管費増加が収益圧迫要因に

  • 人口減少と市場縮小リスク長期影響

    国内スーパー市場は人口減少で縮小傾向。同社の店舗網が立地する埼玉・千葉でも将来需要減の可能性

  • 競合との価格競争激化継続影響

    ディスカウントストアやドラッグストアとの競合激化で値下げ圧力。粗利率維持が課題

  • 原材料・エネルギーコスト上昇継続影響

    光熱費や物流費の上昇が続く。毎期数億円のコスト増が営業利益を圧迫

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗単位の成長性と地域需要動向を測る重要指標。
営業利益率
低価格戦略下での収益性維持を確認するため。
出店数
ドミナント戦略の進捗と成長余地を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり132で、前期から+3.3%いまの株価に対する利回りは1.93%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥132
1株あたり
配当利回り
1.93%
いまの株価に対して
配当性向
20.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月6021.3
2018年2月6813.321.8
2019年2月702.923.5
2020年2月768.623.0
2021年2月805.320.5
2022年2月9012.520.9
2023年2月944.421.4
2024年2月10814.922.3
2025年2月12011.121.2
2026年2月1243.320.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥132

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ9,527人。区分でいちばん多いのは事業法人42.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.4%を占め、残る41.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人42.842.842.842.742.742.5
個人・その他23.824.024.223.824.723.8
外国法人17.218.018.017.216.817.1
金融機関15.714.514.314.815.015.9
証券会社0.60.80.71.50.80.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01イオン株式会社15.00
02株式会社IH8.93
03株式会社TH6.71
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.42
05有限会社ヘイセイカンパニー5.19
06株式会社しまむら4.20
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.37
08株式会社武蔵野銀行3.24
09BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)3.13
10ベルク社員持株会2.46

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近14
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.78%
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.78%
    -0.02pt
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.80%
    -0.01pt
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.81%
    -0.06pt
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.87%
    -0.69pt
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.56%
    -1.10pt
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.66%
    -1.02pt
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.68%
    -1.32pt
  • 2026-06-11
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
    +1.16pt
  • 2026-06-11
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
    +0.01pt
  • 2026-06-11
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
  • 2026-06-11
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
  • 2026-06-11
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.99%
    -0.01pt
  • 2026-06-11
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.84%
    -1.16pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+274%、1株純資産は14期で+229%。直近期のROEは11.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月1631,7599.68.224.0
2014年2月1911,91310.49.622.3
2015年2月2142,08010.715.222.7
2016年2月2512,29111.515.521.5
2017年2月2982,53412.315.321.3
2018年2月3292,79912.318.221.8
2019年2月3153,04310.816.323.5
2020年2月3503,31011.014.823.0
2021年2月4233,65612.112.820.5
2022年2月4404,00911.512.520.9
2023年2月4614,38011.011.621.4
2024年2月5124,79611.212.422.3
2025年2月5945,27311.811.121.2
2026年2月6095,78911.013.320.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

19名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は19名。2026/2期の役員報酬は総額351百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
原島保取締役 会長69499,000
原島一誠代表取締役 社長48380,000
上田英雄専務取締役 コンプライアンス室長兼 財務経理部・業務サポート部・サステナビリティ広報室管掌兼法務担当6211,000
原島陽一郎専務取締役 ロジスティクス統括部長兼グロサリー商品開発MD6011,000
大杉佳弘常務取締役 人事教育部長513,000
上田寛治取締役 開発統括部長兼 店舗企画部長612,000
原田裕幸取締役 システム改革部長505,000
大作幹夫取締役 販売運営部長55
柴田祐司取締役70
井澤京子取締役63
梅國智子取締役56
齊藤修一取締役50
残りの役員7名を開く
氏名役職年齢保有株数
大西千晶取締役36
王玲取締役33
杉村茂監査役(常勤)731,000
德永眞澄監査役71
野村文雄監査役66
町田知啓72
辻あかね52

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8172923630138
社外取締役950506

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容368字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、親会社である当社(株式会社ベルク)と、連結子会社である株式会社ホームデリカ、株式会社ジョイテック、株式会社マルイチ水産LTD、株式会社ナカムラ米販の5社で構成されており、埼玉県を中心とする首都圏で、生鮮食品、加工食品、日用品等の小売店舗をチェーン展開しております。 株式会社ホームデリカは、惣菜を中心とした加工食品の製造を行っており、惣菜その他商品の完成品及び一次加工品を当社各店舗へ供給いたしております。 また、株式会社ジョイテックは、当社への販売用資材、消耗品等の供給、店舗及び関連施設の清掃業務等を行っております。 なお、当社グループは小売業のみを営んでおり、単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。 当社グループ等について図示すると次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題832字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、食料品を中心に販売するスーパーマーケット経営を通じ、「Better Life with Community(地域社会の人々に、より充実した生活を)」を経営理念に、お客様に支持され信頼される店作りを進め、スーパーマーケットとしての社会的役割を経営の基本としております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、厳しい外部環境の中、安定成長と財務体質の強化を図り、企業価値を常に最大にするための体制作りを行ってまいります。そのために、連結売上高経常利益率を重要な経営指標と捉え、4.5%以上の確保に向けて、今後の事業戦略に反映させてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、経営方針の実現のため、中長期の経営戦略として、標準化したフォーマットでの計画出店を行い、新たな商圏開発に取り組むとともに、あわせて既存店の改装等による店舗活性化や店舗状況に合わせた諸施策を実施し、一層のドミナント化とお客様に支持される店舗展開を行います。 また、高収益の企業体質を維持、継続していくために、効率経営によりさらなるローコストオペレーションに取り組んでまいります。 (4)会社の優先的に対処すべき課題 今後の経営環境は、個人消費の先行きが不透明なことに加え、企業間競争の激化等依然厳しい状況が続くものと思われます。このような状況の中で、当社グループが経営戦略を実現するために、優先的に対処すべき課題は以下のとおりであります。 ① 新規優良立地の確保による計画的出店 ② 高い労働生産性の実現 ③ 経費コントロールの徹底 ④ 自社物流の展開による効率化の推進 ⑤ 連結子会社の収益性の向上 これらの施策により、高収益体質を維持し、競争力のある企業グループを目指します。
事業等のリスク3,678字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)「大規模小売店舗立地法」について 当社は、スーパーマーケットの多店舗展開を行っておりますが、店舗の新規出店及び既存店の売場面積等の変更については、「大規模小売店舗立地法」の規制を受けております。これは売場面積1,000㎡を超える新規出店及び既存店の売場面積等の変更に対し、騒音、交通渋滞、ゴミ処理問題等、出店地近隣住民に対し生活環境を守る立場から都道府県または政令指定都市が一定の審査をし、規制を行う目的で施行されたものであります。当社の新規出店及び増床については、上記の法規制を受けております。 (2) 食品衛生及び食の安全性について 当社及び当社グループの事業に関しては、「食品衛生法」の規制を受けており、所轄の保健所を通じて営業許可を取得しております。食品の安全性に日頃より十分な注意を払い、食中毒の未然防止、商品の検査体制の充実や生産履歴の明確化(トレーサビリティ)に努めております。しかし、万一食中毒の発生等でお客様にご迷惑をお掛けする事態が発生したり、当社グループ固有の衛生問題のみならず、社会全般にわたる一般的な衛生問題等が発生した場合、当社及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 品質表示等にかかる法的規制について 昨今、食品をはじめとする偽装事件等、商品の品質、安全性に関わる問題が発生しております。当社及び当社グループは、「JAS法」「計量法」「景品表示法」等の遵守に加え、社内計量士による自主検査を行い、適切な品質表示に努めております。しかし、販売する商品に問題が生じた場合、当社及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 減損会計の適用について 店舗を出店する小売業として、建物、土地を一部自社所有により運営しております。事業用固定資産に対する減損会計の適用によって保有固定資産に減損処理が必要になった場合は、当社及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 出店政策について 当社は、2026年2月末現在、埼玉県を中心とする首都圏を地盤にスーパーマーケットを151店舗展開しております。今後もドミナント化を意図した出店を行い、店舗密度を高めていく方針であります。出店場所が十分確保できない場合やドミナントの形成までに時間を要する場合、あるいは、競合他社の出店状況や価格競争の激化などによっては、当社の想定通りの成果が得られず、当社及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 物流センターについて 当社は、自社物流センターを運営しており、このセンターより全店舗に定時一括納品を行い、集中配送のメリットを生かした効率的物流体制をとっております。しかしながら、物流センターにおける事故等、不測の事態が生じた場合には、店舗への商品配送に遅延等の支障をきたす恐れがあり、当社及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 差入保証金について 当社及び当社グループは、賃借による店舗出店にあたり、差入保証金の差入れを行っております。当連結会計年度末現在の差入保証金の残高は、11,304百万円であります。 返還方法は、主に賃借期間にわたって分割返還となっておりますが、賃借先の経済的破綻等によりその一部または全部が回収できなくなった場合、当社及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 金利変動による影響について 当社及び当社グループの設備投資資金は主に長期借入金によって調達しており、当連結会計年度末現在の有利子負債残高は、43,700百万円となっており、連結総資産の19.7%を占めております。このうち長期借入金は、41,661百万円(1年内返済含む)で、主に固定金利による借入であるため、金利変動による影響は比較的少ないものと考えられます。しかしながら、急激に金利が上昇した場合、当社及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 人材の確保と育成について 当社及び当社グループは、優れた人材の採用及び教育を最重要課題の一つとしており、今後の事業拡大には、既存従業員に加え、パートタイマーも含めた優秀な人材の確保が不可欠であると認識しております。従業員に対しては、昇格試験制度や業績評価制度、また報奨金制度などのインセンティブを導入し、志気向上を促すとともに、各種研修プログラムの充実を図り、人材育成に力を注いでおります。しかし、必要とされる人材の採用、教育が計画どおり進まない場合、出店計画の見直しや、店舗管理レベル、商品力の低下等、当社及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 個人情報の保護について 当社は、多数の個人情報を所有しております。これらの情報の管理につきましては、個人情報保護法に基づき、個人情報に関する規程の整備、従業員への教育、情報システムのセキュリティ対策等を行っております。また、マイナンバーに関する特定個人情報の管理体制についても万全の対応を図っております。しかしながら、万一、個人情報の流出が発生した場合には、当社及び当社グループの信用が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) システムトラブルについて 当社及び当社グループは、通信ネットワークやコンピューターシステムを使用し、商品の調達や発注・販売など多岐にわたるオペレーションを実施しております。システムの運用・管理には万全を期しておりますが、想定外の自然災害や事故等により設備に甚大な被害があった場合や、コンピューターウイルスの不正侵入または従業員の過誤等によるシステム障害が発生した場合は、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12) 外部環境の変化による影響について 当社及び当社グループは、食品スーパーマーケットとして、価格競争の激化、他社の出店増加に伴う競合の激化、景気後退に伴う買上点数並びに客数の減少、異常気象等による生鮮相場の大幅な変動等、外部環境の変化により業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 自然災害による影響について 当社は、埼玉県を中心とする首都圏に出店をしておりますが、当該地域において自然災害が発生した場合、店舗施設・本社・物流センターへの倒壊損傷等が引き起こり、店舗の営業継続に影響を及ぼす可能性があります。これら災害等に対する備えとして、従業員の安否確認システムの導入、災害対策マニュアル等の策定や火災や地震の避難訓練等、対策を講じております。 (14) 感染症による影響について 当社及び当社グループは、様々な感染症拡大防止のため、お客様及び従業員等の健康と安全を最優先として感染防止に取り組んでおります。しかしながら、感染症の拡大により、当社グループの販売活動や流通・仕入活動が阻害された場合、さらに人的被害があった場合、臨時休業や対策費用の支出等により、当社及び当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 知的財産の保護について 当社及び当社グループは、商標等の知的財産の保護のための体制を整備しその対策を講じております。しかし、他社との間に知的財産を巡り紛争が生じたり、他社からの知的財産の侵害を受けたりした場合は、多大な損害を被る恐れがあります。一方、当社及び当社グループの認識の範囲外で第三者の知的財産権を侵害する可能性もあります。このような事態に陥った場合、当社及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 業務・資本提携について 当社は、2006年7月31日にイオン株式会社との間に、関東圏における食品スーパー事業に関し、①商品供給 ②販売促進施策 ③開発業務 における業務提携及び1年以内に当社の発行済株式総数の15%を限度とする資本提携契約を締結いたしました。また、2007年5月よりイオン株式会社から取締役1名を受け入れております。 当社は、イオン株式会社との業務・資本提携を継続していく方針でありますが、何らかの理由で継続できない場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社の財務及び営業または事業の方針の決定に、イオン株式会社の承認を要する事項は特にございません。また、上記業務・資本提携を変更する予定はなく、現時点での関係を継続する方針であります。 上記の状況をふまえ、イオン株式会社につきましては「関係会社の状況」には記載しておりません。
経営成績の分析 (MD&A)6,540字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 (業績等の概要) 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されます。しかしながら、物価動向や米国の通商政策をめぐる動向などの景気を下押しするリスクには留意が必要であり、先行き不透明な状況が続いております。 小売業界におきましては、原材料価格や商品製造コストの高騰に伴う商品調達価格の上昇、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響が大きく、厳しい状況が続いております。 このような状況の中で当社グループは、スーパーマーケットとして地域社会の人々により充実した生活を提供すべく、「Better Quality & Lower Price」を掲げ、おいしく鮮度の良い商品の販売、価格訴求及びお客様に支持され信頼される店舗づくりを推進いたしました。 主な取り組みにつきましては、以下のとおりであります。 販売政策におきましては、ポイントカード販促や各種キャンペーンの実施、SNSを利用した情報の発信を行い、幅広い層のお客様への来店動機を高めてまいりました。また、ネットスーパー「ベルクお届けパック」、当社独自の電子マネーカード「ベルクペイ」により、利便性向上を図ってまいりました。 商品政策におきましては、プライベートブランド「くらしにベルク kurabelc(クラベルク)」を含めた自社開発商品の取扱いをより一層拡大することで、目的を持ってお買い物に来ていただけるお客様を増やすことに貢献いたしました。 店舗運営におきましては、当社最大の特長である標準化された企業体制を基盤にしながら、適正な人員配置や省力器具の運用を日々見直し、チェーンオペレーションの効率を向上いたしました。 店舗投資におきましては、2025年4月茨城県つくば市に「フォルテつくば店」、5月茨城県龍ケ崎市に「龍ケ崎店」、6月千葉県千葉市に「ハーバーシティ店」、7月群馬県沼田市に「沼田店」、9月神奈川県厚木市に「厚木下川入店」、10月千葉県我孫子市に「我孫子新木店」、2026年1月栃木県さくら市に「フォルテさくら氏家店」を出店いたしました。また、既存店6店舗の改装を実施し、惣菜及び簡便商品の拡充、快適なお買い物空間を提供するための設備の更新を行いました。なお、2026年2月末現在の店舗数はベルク148店舗、クルベ3店舗の計151店舗であります。 物流体制におきましては、商品を産地やメーカーから大量一括調達し、自社物流を活かした配送の高効率化等を行うことで、商品の価格強化と品質の安定化を目指しました。また、店舗作業に合わせた配送体制の見直しを引き続き行い、店舗運営の効率化に取り組みました。 一方、グループ会社である「株式会社ホームデリカ」は、製造能力の増強とおいしい商品の供給体制を構築し、商品力の強化を図ってまいりました。また、「株式会社ジョイテック」は、備品、消耗品及び販売用資材等の供給と開発等、当社グループのサービス業務の強化に取り組みました。 これらの結果、当連結会計年度における経営成績は、営業収益(売上高及び営業収入)が423,432百万円(前年比109.2%)と増収を達成いたしました。売上高につきましては、商品価格において他社と比較した際の相対的安さを実現し、また、お客様を飽きさせない販売促進活動を継続したことにより、当社単体既存店売上高は、前年同期比104.7%と大きく伸長いたしました。 売上総利益率は26.9%と対前年同期差0.1ポイント減となり、商品仕入価格の高騰、競争力維持のための価格強化等の影響を受けましたが、下半期より店舗ごとの価格政策見直しを行い、数値は回復傾向にあり、前年並みの数値を確保いたしました。 販売管理費は、売上高販売管理費率24.2%と前年同期実績と同じ数値となり、従業員の賃金上昇を実現しながら、売上高に応じた経費コントロールを実施することにより、計画通りの数値にて推移いたしました。 なお、業績の動向を踏まえ、収益性の低い1店舗について、減損損失704百万円を特別損失に計上しております。 各段階利益につきましては、営業利益が17,900百万円(前年比105.2%)、経常利益が18,168百万円(前年比104.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益が12,681百万円(前年比102.4%)となり、増収増益の結果となりました。 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ20,658百万円増加し221,376百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ4,549百万円増加し44,567百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が2,013百万円及び商品及び製品が1,337百万円増加したこと等によるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ16,108百万円増加し176,808百万円となりました。この主な要因は、建物及び構築物が10,090百万円、土地が1,895百万円増加したこと等によるものであります。 (負債) 負債は、前連結会計年度末に比べ9,985百万円増加し100,783百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べ4,057百万円増加し53,262百万円となりました。この主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が2,220百万円増加したこと等によるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ5,928百万円増加し47,520百万円となりました。この主な要因は、長期借入金が4,988百万円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べ10,672百万円増加し120,592百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が10,093百万円増加したこと等によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,013百万円増加し、19,847百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、20,935百万円(前年同期に比べ1,755百万円減少)となりました。これは、仕入債務の増減額が減少したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、22,774百万円(前年同期に比べ1,055百万円増加)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が増加したこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、3,780百万円(前年同期に比べ3,946百万円増加)となりました。これは、長期借入れによる収入が増加したこと等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループは、小売業のみを営んでおり、単一のセグメントであるため、商品別により記載しております。 (販売実績) 商品別売上状況 商品別   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 売上高(百万円)   前年同期比(%) 青果   55,257   106.7 海産   30,684   108.5 精肉   44,953   110.9 デリカ   46,593   110.1 生鮮計   177,490   108.9 一般食品   157,268   111.1 菓子   68,265   107.3 雑貨   12,436   101.1 グロサリーギフト   1,054   99.5 グロサリー計   239,024   109.4 合計   416,514   109.2 (仕入実績) 商品別仕入状況 商品別   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 仕入高(百万円)   前年同期比(%) 青果   43,627   105.5 海産   21,224   109.5 精肉   31,971   111.8 デリカ   27,672   111.0 生鮮計   124,495   109.0 一般食品   116,261   110.5 菓子   50,770   107.1 雑貨   9,472   100.4 グロサリーギフト   838   97.8 グロサリー計   177,342   108.9 合計   301,838   108.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ35,074百万円増加し、416,514百万円(前年比109.2%)となりました。その主な要因は、他社と比較した際の相対的な価格の安さを維持しながらの適時適切な値上げ、積極的な販売促進活動、ポイントカード販促等の実施、前連結会計年度に出店した7店舗が年間稼動したこと及び当連結会計年度に新規出店した7店舗が売上高の増加に寄与したこと等によるものであります。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ8,893百万円増加し、111,974百万円(前年比108.6%)となりました。売上総利益率は26.9%となりました。 (営業収入) 当連結会計年度における営業収入は、前連結会計年度に比べ578百万円増加し、6,917百万円(前年比109.1%)となりました。 (営業総利益) 当連結会計年度における営業総利益は、前連結会計年度に比べ9,472百万円増加し、118,892百万円(前年比108.7%)となり、売上高対営業総利益率は28.5%となりました。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ8,582百万円増加し、100,991百万円(前年比109.3%)となりました。その主な要因は、賃金上昇及び人員数の増加による給与手当(前年差3,365百万円増)及びドライバー委託コスト上昇に伴う運送費(前年差917百万円増)等が増加したこと等によるものであります。売上高対販売費及び一般管理費率は24.2%となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は、前連結会計年度に比べ889百万円増加し、17,900百万円(前年度105.2%)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における経常利益は、前連結会計年度に比べ780百万円増加し、18,168百万円(前年比104.5%)となり、売上高対経常利益率は、4.4%となり、目標とする経営指標である4.5%につきましては、未達の結果となりました。 (特別損益) 当連結会計年度において、特別損失として、878百万円の計上をしております。内訳は減損損失704百万円等であります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ216百万円増加し、17,290百万円(前年比101.3%)となりました。 税金費用(法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額の合計額)は、前連結会計年度に比べ79百万円減少し、4,609百万円(前年比98.3%)となりました。 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ295百万円増加し、12,681百万円(前年比102.4%)となりました。 ②経営成績に重要な影響を与える要因について 「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、主として営業活動により得られた資金のほか、金融機関からの借入により必要資金を調達しており、当連結会計年度においては、業績の堅調な推移により安定的にキャッシュ・フローを創出でき、新規出店、既存店の改装等の設備資金及び出店予定用地の取得を行いました。 当社グループでは、財務健全性を図りながら、適正な株主還元と業容拡大のための成長投資を継続して計画しております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、経営者により一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債及び収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りにつきましては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に記載しておりますが、以下の会計方針及び見積りが連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 イ 固定資産の減損 当社グループは、店舗における営業活動から生じる損益が継続してマイナスである等減損の兆候がある店舗資産については減損損失の認識を判定し、減損損失の測定については各資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては決算時点で入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、今後市場環境について想定を上回る変化が生じた場合には、新たに減損損失が発生する可能性があります。 ロ 繰延税金資産の回収可能性 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画における課税所得に基づき、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性については、当社グループの業績の推移などから将来の課税所得を合理的に見積り判断しておりますが、今後将来の不確実な経済条件の変動等により課税所得の予測に影響を与える変化が生じた場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。 ハ 退職給付債務の算定 確定給付制度の退職給付債務及び関連する勤務費用は、数理計算上の仮定を用いて退職給付見込額を見積り、割り引くことにより算定しております。数理計算上の仮定には、割引率、死亡率、退職率や年金資産の長期期待運用収益率等の様々な計算基礎があります。当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、将来の退職給付費用及び債務が変動する可能性があります。 ニ 資産除去債務の計上 当社グループは、主に店舗用土地建物の不動産賃借契約に伴う原状回復義務等に備えるため、資産除去債務を計上しております。計上にあたっては、過去の実績を基に算定した原状回復費用の見込み額を現在価値に割り引いて算出しておりますが、今後新たな事実の発生等に伴い、資産除去債務の見積り額が変動する可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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